テラーノベル
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「すきだ。」
と言われたのはいつだっけ
「付き合ってください ,.! 」
と言われたのはいつだっけ
「結婚しよう。 」
と泣きそうな顔でプロポーズしてくれたのは、、いつだっけ …?
幾ら嘆いたって、君が戻ってくるわけでもない。
どんなに願ったって、俺が死んだとしても君を取り戻せるなら、..と思ったって
君はそこで終わってて、続きは現れない
「もうよそう …. .」
どんなに言葉にしたことか。君はもう消えているけど、俺の中では混沌に渦巻く天使なんだ。
色濃く、君の匂いや全てが記憶に存在している。
「ぁあ”ッッ …… 」
目から水をこぼし、声には怒りを乗せ悲しみに暮れる
「…大好き大好き。愛してる。ずっとずっとずぅぅっっと。」
投げやりに叫ぶこの言葉は嘘じゃない。
どんな形でも君に届くことを祈っています
拝啓、あの時消えた元貴へ。_________
震えた手で、掴んだ。
「ね、若井 … ありがとう」
「だけどやめて。僕からの最後のお願い」
元貴がいる。….ぇ? もとき、
「元貴、ッッ !!!」
伸ばした手は、優しく包まれた。
「ね、… やめて、僕の分まで生きて」
俺の手からカッターを奪い、投げ捨てる
「でも俺はっ、..泣」
さっきまでとは違う涙
「ごめん … 置いて行ってごめん…」
「僕はこれを使ったけど、若井には、使ってほしくない」
投げ捨てた物を踏みつける
「最後のお願いなんだ、。聞いて欲しい。 」
「でもね、僕からばかりお願いするのはあれだから、縛りを作ろう」
「僕の分まで生きて。」
それは、
「… 呪い?」
「呪い。愛はどの呪いより強力なの。」
「愛してるよ。若井。」
「どこにいても、僕たちはこれで繋がってる」
俺の手を胸にやり、目を伏せながらそう言う。
「… わかった、」
俺は上手く笑えていただろうか。ぐちゃぐちゃの顔ではないか。
「うん。僕は若井の中にいるよ。」
「ありがとう、… 」
俺がそう言うと、元貴は頬を掴み、唇を落とす
「ふふっ、だいすき」
「もとき、 … 」
目覚めると、汗がびっしょりシーツについていた。
俺の隣が濡れていて、まるで元貴がいたかのよう。
「はぁ、….」
俺はどうやら、まだ生きないといけないみたいだ。
こんなくその人生だけど。元貴がいればいい。
俺は指を自分の唇へと当てた後、胸へと当てた。
これなん、笑笑
手が動くままに。つてやつです
コメント
3件
なんていうんだろう、 凄く儚い? 、 愛 そのものが 伝わってきた感じがします、 天国と掛け合わせたら、なんかいい感じかも、、 笑 大森さんと若井さんとの間に生まれた 愛 。 それを目の前で見た感じ?? がしてきて、 すっごいすきです!!✨️