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玲流side
帰ってきてから二週間、 みんなで体力作りとボイトレをしてます! 今は休憩
「ふわぁ疲れたぁ…」
こえちゃんがスタジオの床に大の字になって寝っ転がる
…あいつペットボトル持っとらんやん
「ちむーペットボトル〜」
寝てるちむを上から覗き込む。手を伸ばして冷たいペットボトルを首に当てる
「ぎゃッ!?!!」
可愛いとは言えない声を出して反射でペットボトルを叩く。それがものすごくツボでうちは大爆笑
「反応おもろwww」
「こら〜こえちゃんで遊ばなーい」
素のゆうちゃんが可愛くないとか言ったバカはどこの誰や??しぬほどかわええしなんならこっちの方が愛おしいわ
「はーいゆうちゃん!!!」
元気に手を挙げながら返事をする
…下で睨んでくるやつがいるけど気のせい((
「元気…」
「だねぇw」
なぜかもうペア名が決まったSCはなんかもうカップル通り越して夫婦になっとるやん((
「そういえばれるち〜?曲どう?」
くにのにバックハグされているこったんが何も気にせず言う。…なんやねんこいつら
…まあその話題なるよな?
「最初と、サビと、あとラスサビ前のCメロが決まっとらん。作曲は終わったで?」
「…すたぽらって星イメージだよね?」
そう。オーディションのコンセプトだった「星のように輝く」。けど、それをそのままコンセプトにはしないって言うのは決めてた。
「そう…」
『ありがとう、“五月雨恋恵”を導いてくれて』
『今が1番輝いてるw!』
旅行の最初の夜、そう言ってたっけ?ちむとこったんの会話…
「導く…1番輝く…?」
ぽろっと口に出す。それを聞いてちむが「それだ!」といきなり立ち上がる
「…“君”を導くいちばん星に!」
…その君、に入っているのはリスナーだけじゃないとでも言うようにちむが手を広げる
君に入るのは…
「…私は賛成」
「なんかしっくりくるw」
「ゆうさんも大賛成!」
みんなが賛成していく中、うちは何も言わない
ゆっくりと目を閉じる
・*:.。. .。♪.:* ・♪゜゚ ・*♪
「 君を導くいちばん星に あの日から始まった物語 」
「「「「!」」」」
「 一緒に夢みよう 前を向いて 進むんだ 」
少しの間沈黙が流れる
「さいっこう!」
「天才…」
「…れるちに任せて正解だったかもねぇ」
「久しぶりのれる節…」
よかった、好評だったみたい。
「あとはCメロなんやけど…」
「…一人一人の目標とか?」
こったんが少し首を傾けて覗き込むように見てくる
それええかも。
「じゃあみんなの目標…」
「れーるち!聞かなくてもいいでしょ?」
ちむが急に割りができて何が何だかわからなくなる。
「…?」
「本音で語り合って、泣いて、そんな時が1番やりたいことを、目標を言ってる時なんだよ。」
黄色い瞳が綺麗に光ってる
その日はそのまま解散になった
読んでいただきありがとうございます!
どもども星音です!
ついにあの曲が完成しそうですね👀
それでは!また次回!