早く行け、早く行け…!
鳴海は飛びそうな意識の中でそう願っていた。なんでかって?………声、が、抑えられないから、だが!?////(半ギレ)
「ぁ、っ、♡ふぅ…ッ♡」
「…鳴海さん、声」
「分かっ、」
分かってる、と言い終わる前に唇を塞がれた。
れるッ♡くちゅくちゅっ♡ちゅくッ♡
「んッ、っ…♡」
舌がどんどん絡んできて、口内が犯されていく。歯列をなぞり、唇の裏側も舐められる。舌を吸われ、甘噛みされて。どうしたってきもちよくなってしまう。
ぢゅるっじゅぅぅッ♡かぷっ♡ちゅくちゅく…
でも呼吸が追いつかず、だんだん酸欠になっていくのが分かる。クラクラして、でもそれすらきもちよくて。
ぱちゅっぱちゅっぱちゅっぱちゅ♡
「ん゙ぅ、んっん…!♡」
激しいキスはそのままに、腰を動かすこともやめてくれない。きもちいい所を確実に突いてくる。
上からも下からも攻められて、頭がおかしくなりそうだった。
『…ま、いっか』
『それでさっきのやつなんだけどさぁ…』
止まっていた足音が進み出す。声が遠ざかってきたところで、保科はやっと唇を離した。
「はぁ、はぁ…ッ」
「ッ長い…!」
「いやだって、鳴海隊長の可愛ええ喘ぎ声が隊員に聞かれたらあかんかなて」
「別にっ、喘いでないし」
「照れんとってや〜笑」
「照れとるわけあるかァ!////」
「…あ、せや」
何かを思い出したように呟いた保科。すると突然、ずるりと鳴海のナカにあった保科のモノが引き抜かれた。
「ぅあ、!?♡」
「なん、で、」
鳴海の質問には答えず、ソファに座る。
「ほら、こっち来てください」
「え、は?」
困惑しながらも、何とかソファまで辿り着いた。早くさっきの熱が欲しくてもどかしい。
「僕の上、座って?」
「は、これ…」
「ん、対面座位っちゅーやつですね」
「待て待て待て!これボクが動くやつだろ!?」
「?はい」
それがどうしたとでも言わんばかりに首を傾げる保科。
「〜ッなんでボクが…!////」
「1回やってみたかったんですよねぇ」
「なぁ、お願い、鳴海さん」
「…チッ」
懇願する保科の顔に負けた。なんでボク好みの顔してるんだよおまえマジふざけんな(理不尽)。
…あれ。ボクって保科の顔、好みだったのか?
今しがた自分が思ったことに疑問を持つ。が、今は考えても仕方ないと判断。
しょうがなく保科の脚の上に跨り、保科のモノを自分の後孔にあてがった。
コメント
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そのソファーになりたい
空気になって眺めていたい
最高すぎて泣ける