保科のモノを自分のナカに挿れようと腰を落とす、前に鳴海は気が付いた。
あれ、もしかしなくてもこれ、めちゃくちゃ恥ずかしくないか…!?////
正面から向き合い、自分の快楽の為に動く。こんなの、自慰行為と同じなのでは…?てか見られてる分余計に羞恥心が増すだろ!!////
「…どないしたんです鳴海さん」
「まさか怖気付きました?笑」
「あ?んなわけあるか」
煽ってきやがったので、売り言葉に買い言葉というか。強がってしまったことは認めよう。
「ほなどうぞ?」
…クソ、気持ちよくなるためだ。仕方ない。腹を括れ、ボク。
自分にそう言い聞かせ、覚悟を決めてゆっくりと腰を下ろしていく。
「ッん、ふ…ッ♡」
ぎこちない動きで、なんとかナカに挿れていく。この時点での鳴海の羞恥心は計り知れない。
「…はは、エッロ」
「るさい…!////」
「はいはい、もう黙ります」
そんなこんなで全部挿入って。
「うぁ、深いなこれ…」
ずるるッ…ぱちゅっ
「ん゙っ、ぅ…♡」
抜けないギリギリのところまで腰を上げて、座る要領で腰を落とす。さっきとは違う動きで保科のモノが前立腺を擦り、これがまた気持ちいい。
ぱちゅっ…ズチュッ♡
「ぁ、…っ♡」
「…」
「ッなんか言えよ、恥ずいだろうが!!////」
「え、さっきうるさいて言いましたやん」
「いやでもほら、なんか、気持ちいい…とか、なんかあるだろ…////」
「…はぁ…」
あー、ほんまに可愛ええお人やなぁ…。保科はため息を吐きながら1人思う。
が、ため息を吐かれた側の鳴海はかなり不安になっていた。
「…きもちく、ないか…?」
「っ!」
こちらを伺うように、そっと聞いてくる鳴海。罪悪感と可愛いのとブチ犯したいのとがごちゃごちゃになって目眩がしそうだった。
「そないなことないですよ」
「…ちゃんと言わんと分からんだろ」
「ウッ」
てっきり自分が気持ちよくなる為だけに対面座位を受け入れたのだと思っていた。実際は、保科にも気持ちよくなってほしかったようだ。
どないしよ、鳴海さんが健気すぎて死にそうやねんけど…。
「僕も、ちゃんと気持ちええですよ」
「!」
途端に明るくなる表情。
スゥゥゥッ
いやこんなん破壊力えぐいって…!!あかん、僕の方が余裕なくなりそう。と、内心悶える保科。
うん、…ほんまに、好きや。
改めて実感し、幸せを噛み締める。いや、まだ付き合ってはないのだが。
「フン、ボクが動いてやっているんだから当たり前だがな!」
あ、めっちゃ機嫌よぉなった…笑
コメント
8件
かわいい~~🥹💗
うん。もう好き