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龍之介は、ウェイトリフティング部のミオと出会った。
背は小さいがムキムキ。
黒髪ショートのパワフルで可愛らしい少女だ。
この高校に男子生徒は龍之介1人だけということもあり、ミオは性的に油断していたようだ。
上半身を露出させた状態でトレーニングに励んでいた。
そんな中で龍之介が部室に入ってきたのだから、動揺するのも仕方がないのかもしれない。
彼女はバランスを崩し、龍之介と共に倒れ込んだ。
「ひゃんっ! そ、そこは……! だ、ダメですっ!!」
「とても良い感触だ……。これは、俺が今まで触れてきた中でも最高のおっぱいだ!!」
「はぁん……! そんな、恥ずかしいこと……。言わないでください……!」
龍之介は、彼女の胸を揉み続ける。
ミオの体は敏感で、すぐに甘い吐息が漏れ始めた。
「あなたが噂の……龍之介さんですか……? 外見だけは格好いいけど、見境なしの性獣で落第間近の落ちこぼれだって……」
「ふっ。よく言われるよ。しかし、噂になっているのか! これは期待に応えないといけないな」
「えっ……? あ、あのっ……!?」
龍之介は、ミオの胸を揉み続けていた左手を放す。
そして右手で短パンと下着をずり下ろした。
「あっ、あぁ……!!」
「ふむ……。まだ子どもか……」
龍之介が彼女の下半身を見て、感想を言う。
体つきが幼いこともあり、そこはまだ成長しきっていなかった。
義務教育が伸びた2099年においては、女子高生であっても既に20歳を超えている。
それなのに未成熟なミオの体を見て、龍之介は名状しがたい背徳感を覚えた。
「龍之介さん……! そんな、そんなところをじっくりと……!!」
「よいではないか! よいではないかー!!」
調子に乗った龍之介は、ミオの全身をくまなく観察していく。
胸、くびれ、おしり、股間に至るまで……。
「うぅっ! もう、限界です……! これ以上は――!!」
ミオが涙目で懇願する。
だが、龍之介は止まらない。
そして、その瞬間はついに訪れた。
「いい加減に……してくださいっ!!」
「ぐあああぁっ!!??」
ミオの繰り出す渾身の右フックが、龍之介を殴り飛ばした。
彼は、部室から外へと吹き飛ばされていく。
そして、グラウンドを3転4転して最後は仰向けで止まった。
「あぁ……。素晴らしいパンチだったな……」
龍之介は呟くように言った後、意識を失った。
「――はっ! ここは……?」
龍之介が目を覚ますと、そこはウェイトリフティング部の部室だった。
彼の体は、ベンチの上で横になっている。
「俺は、確かウェイトリフティング部の部室で……。どうしてこんなところに……?」
「ふっ! はっ!! どりゃああああああ!!!!」
「んん?」
彼は、近くで誰かが叫んでいることに気づく。
そちらを見ると、そこではミオがバーベルを上げ下げしていた。
どうやら筋トレ中だったらしい。
「おおぉ……。相変わらず素晴らしいおっぱいだ……。服を着てしまっているのが残念だが……」
龍之介の口から思わず本音が漏れる。
ミオはベンチで横になっている龍之介が起きたことに気付かない。
そのまま彼は、しばらくの間ミオのトレーニング風景を眺めていた。
すると、龍之介の視線に感付いたのか、ミオが彼の方を向く。
「あっ!? もう目が覚めたんですか!?」
「おや? やっと気付いたか」
「す、すみません! 私、あんなことは初めてで……。混乱して殴り飛ばしてしまって……」
「いや、それはいいんだ。素晴らしいおっぱいを触らせてもらっただけで、お釣りがくるさ。こちらこそ、同意なく触ってしまってすまなかった」
「えっ……? お、おっぱ――!?」
龍之介は素直に謝ったつもりだったが、ミオは違うように捉えたようだ。
彼女は再び、自分の胸を両腕で覆う。
「龍之介さん……。私をからかってるんですか!?」
「ん? いや、本当に素晴らしいと思ってるぞ。それに、反省もしている。だから、そんなに怒らな――」
「私はチビな癖に筋肉ゴリラなんですよ!? そんなの、あ……あり得ないじゃないですか!!」
ミオが真っ赤な顔で叫んだ。
彼女は混乱と羞恥で頭がいっぱいらしい。
「そ、そんなに怒らないでくれ。何があり得ないんだ? 君――ミオはこんなにも素敵な女の子ではないか」
「ふ、ふざけないでください!! 私みたいな背も胸も小さい女なんて、何の魅力も――」
「おい、それは言い過ぎだろ」
「――え?」
ミオが何かを言いかけたところで、龍之介の口調が変わった。
彼女の瞳が戸惑いの色を見せる。
「確かにミオの胸はさほど大きくない。だが、身長との比率を考えると決して小さくはないはずだ。それに、ミオの鍛え上げられた胸筋。あのウェイトリフティングのフォームはとても美しい。あれには感動すら覚えたな」
「あ、あの……」
「確かに身長が低いことは否定しないが……。だからといって、それがミオの魅力を損なうものか!!」
「はうっ! そ、そんな……」
「ミオの鍛え上げられた胸筋は、俺が保証する! 自信を持て!!」
「ひゃああぁ……!」
(な、何か分からないけど……。私、変だよ……!!)
龍之介の言葉に謎の力を感じるミオ。
彼女は自分の心臓が大きく高鳴るのを感じたのだった。