すみません!遅れました!あと1分で土曜日に、、、w
話変わるんやが、、ハートはわかるんだけど目のマークあるじゃん?👁️←こーゆーやつ
これどゆことかわからんねん、、、誰か教えて〜(´;ω;`) 絵は他のストーリでたまぁーーーに出そうかなっておもってます!
じゃあどうぞぉー (下手なので多目に見てください。 あとちょっと見にくいかも└( ^ω^ )」ウワァー)
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気づいたときには、昼だった。
カーテンの隙間から差し込む光がやけにまぶしい。
(……んだよ、、…うっわ寝すぎた…)
頭をかきながらキヨが起き上がる。
だが、妙な違和感が耳を刺した。
――静かだ。
いつもなら聞こえるはずの、外の車の音、鳥の声、隣の部屋の気配。
片耳が妙に重く、閉じ込められたみたいに音を遮断していた。
「……あ?」
とりあえず首を回してみる。けど、治らない。
(ま、いっか。寝起きだし)
そうごまかしてリビングへ向かう。
テーブルの上にはメモとペンが置いてある。
《昼飯買ってくる》――フジの字。
「……昼飯、か」
声に出してみても、響きが妙にぼやけている。
どうにか。何かしら確かめたくて、リモコンを取りテレビをつけた。
画面が切り替わる。司会者が口を動かしている。
――だが、音はなかった。
「……は?」
音量を上げる。数字が画面に表示される。さらに上げる。
けれど、何も聞こえない。喉がヒュッとする。
(え……嘘だろ……?)
胸がざわつき、息が早くなる。
テレビが壊れたのかと思い、手を叩く。足音を立てる。
けれど伝わるのは振動だけ。音は、なかった。
耳をふさぐ。外す。頭を振る。
何も変わらない。
(….っ!聞こえない……!)
喉から悲鳴が漏れた。
自分の声さえも、まるで水中にいるように歪んでいる。
足がすくむ。
体が熱いのに寒気がして、呼吸が乱れる。
「はぁっ…はぁっ…聞こえっ……!」
涙があふれ、声にならない嗚咽が口をついて出る。
「…う…うあ…」
(怖い……怖い…話せない…?話せないのか…?…あいつらは…?)
押し寄せる恐怖と不安に押しつぶされ、呼吸が乱れる。
(たす……け……)
そのまま力が抜け、床に崩れ落ちた。
世界は音を失い、残ったのは恐怖と沈黙だけ。
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玄関のドアが開く。
――ドンッ。
その振動だけが伝わった。
「えっ……うるさっ!」
フジが思わず声を上げた。
リビングには、異常なほどのテレビの大音量。
「壊れたのかなぁー?」
ヒラが眉をひそめる。
「おーい、弁当!買ってきたぞー」
こーすけが笑いながらテーブルに袋を置いた。
――視界の端に、床に倒れ込むキヨの姿が見えた。
「……んぁ?」
「昼寝じゃない?」とヒラ。
「え?…床で?笑」
フジが苦笑いしながら言った。
こーすけが近づき、体を揺さぶった。
「おい、起きろって。昼飯。食べるぞー?」
「えぇー?いつもは体揺らしたらすぐ!起きるんだけどなぁー…?」
「あ!ドッキリじゃない!?」
ヒラが閃いたかのように元気な声で言う。
フジがしゃがみ込んで顔を覗き込む。
「あー…ドッキリか……おーい!」と笑おうとする。
その視線が、頬に光る涙に止まった。
「……⋯なみ⋯だ?」
フジがつぶやく。だが次の瞬間――
キヨの体はブルブルと小刻みに震え、喉を擦れるような荒い呼吸が漏れた。
「……うっ……ぅ……あ……っ……はぁっ⋯!はぁっ⋯!うっ⋯ぁ⋯」
乾いた空気を震わせるその声は、言葉にはならない。
ただ苦痛を刻むように響いた。
「や……め……」
かすかな声にこーすけが動きを止め、慌てて手を離した。
「……っ!! キヨ!?……っ、大丈夫⋯か!?」
フジが青ざめて大声をかける。
「キヨ⋯ キヨ!」
ヒラが目に涙がたまる。
「おい! キヨ!返事しろ!」
こーすけが大声で叫ぶ。
笑いは、もうどこにもなかった。
ただ恐怖と緊張が、静まり返った部屋を覆っていた。
ーーー部屋を満たす風は、キヨを避けるようにすり抜けていった。
コメント
2件
えっ、すごい好き、私も見習って今日完成しなきゃ、 👁️の意味は見てる人の数ってことです!多分