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「そろそろキツい?」
そろそろ、とらっだぁは言うが、僕はもう随分前から辛さを訴えているつもりだ。
とりあえず手を止めてくれたことに安堵し、大きく深呼吸する。
「…ふ、ぐ、これ…ほんとムリ…っ」
「ね。出すなっつってんのにずーっと精液お漏らししてるし」
「…!ごめん、なさ…っ」
絶対に不可能なことを命令されて、できなければ責められて、あまりの理不尽さに腹が立ったり悲しくなったりで涙が止まらなくなる。
「あーあー、泣かないの。もう少しで許してやるから」
まだ終わりではないのかと驚くが、終わりが見えないよりはマシだ。
「ど、したら、…許してくれますか…」
「え!いつになく従順だねえ」
偉い偉いと軽く性器に触れる手に小さく快感を覚えながら、らっだぁの次の言葉を待つ。
「うん。俺、射精するなって言ったよね。でも変態なぺんちゃんには無理そうだから、このまま続けて、精液が一滴も出なくなったらやめてあげるよ」
僕は目を見開いた。
「…は、」
直後、手の動きが再開された。
「ぁ…!あ!そん、なのッ」
そんなの、無理に決まっている。そんなになるまで意識を保っていられる自信がない。
かなり薄くなった精液がまた押し出される。しかし、完全に出なくなるまではまだまだかかるだろう。
本当に狂ってしまう。
「ぁああー!ゃだやだもう…っはん…!ん」
暴れ回ることで快感を逃そうとするのも、背後にいる彼の存在が許さない。
容赦なく性器を擦られ、たまにローションを継ぎ足しては嬲られ、解放されたのは数十分後のことだった。