テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
タヴェルは中の良かった同僚を失い、意気消沈していた。
タヴェル「は〜…」
今までたくさんの成績の悪い生徒たちを殺してきた。軽率だった。他者の恨み・悲しみ・苦痛……自分はそれらを全く理解もせず、自分が快感を感じるためにやっていた。
タヴェル「生き甲斐がどんどん失われてく……」
因果応報。自業自得。ブーメラン。どれもタヴェルに相応しい。
一方、ディテクティブカメラはグレース軍曹に事情聴取。
得られた情報はこれだ。
・サークル、ブルーミー、タヴェルらは殺人教師
・アリスという怪物の存在
・士官学校に変化した経緯
など。
ディテクティブカメラ「(自分勝手な生き方ですな…)」
半ば呆れていた。
タヴェルはヤケになっていた。どうにか戦場に出て奴らを殺したい……!テレビの映像を見る。アストロたちと戦うユニオン。負傷した仲間同士で助け合っていた。タヴェルは何か自分に足りていない物があると悟る。
タヴェル「私には何が足りない……?」
と、テレビの映像にラナが出てきた。アームのレーザーで映像は砂嵐になった。
ジップは兵士として後方支援をしている。ユニオンの方々曰く、人間は出るべきではない、と。しかし、ジップはけじめをつけるべきだと考えていた。クレアをアリスの部屋に入れたのは自分だったからだ。だから戦場にいる。と、土煙。インパクターが姿を現した。ジップを見るとエネルギーをチャージする。とっさに逃げ出すが間に合わない!しかし、突然インパクターの武器がボロボロと壊れだした。
インパクター「ぐあああ!痛い痛い!」
顔面にレーザーが飛んでくる。インパクターは死んだ。 トゥループやストライダーたちが逃げ出すが、そこにインパクターの残骸が投げつけられる。
投げたのは40mはあるトイレのセミタイタン、マフィアミュータントだった。
マフィア「酸の威力思い知ったか!……ん?」
後ろの住宅街で何かがこちらを見ている。アリスに似ているが………何か違う。
???「なんだお前……?」
マフィアと同じくらいの背丈だが、コアハッカーに乗っ取られているようだ。
???「かかってこいよ。」
そう言うと、周囲のアライアンスたちの様子がおかしくなる。自害したり、仲間同士で殺し合ったりしている。
???「ハハハ!私はハッキングで貢献するよ!エンゲル指揮官!」
マフィア「…………」
スキビディトイレには無害のようだ。それと、アストロ機材は影響を受けないようだ。
マフィア「何者だ!」
敵は間を置き答える。
???「私?アガサだよ!」
アガサは明るい声で答える。
アガサ「残りはスキビディトイレだけね!速く終わらせましょ!」
そしてインターセプターが何機か飛んでくる。
マフィアミュータントは気を引き締め直した。