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𐙚 花見 ໒꒱· ゚
48
#アラスター
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あきらくんと付き合う事になった…!
ほんとは直接言うべきなのかなとも思ったけど…勇気を出してよかった…!
いい歳をしているのに初めて告白というものを自分からして、成功したのが嬉しくて嬉しくて何度もやり取りを見返した。
好きな人と両想いってこんな感じなんだ…!
と中学生のように思っていた。
いままで誰かと付き合っても「こんなもんか」だった。想うだけで胸が苦しいとかドキドキするなんて漫画とかドラマの中だけの表現だと思っていた。
ああ、まともに人を好きになったのは初めてなのかもしれない。なのかもというか…そうだ。初めてなんだ…!
それから毎日電話でもやり取りをしていた。
私の手料理を食べてみたいと言うのでうちに遊びに来ることになった。
“ピンポーン”
インターホンがなる。
「はーい♪開いてるよ〜!」
今までとは違うやり取りがちょっとおかしかった。
『お邪魔します…!』と私服の彼が玄関に入ってきた。
いつもはあきらくんは仕事の制服姿だった。それがいまは私服でいる…。
そしていままでは重い荷物を玄関の中に入れてくれることはあっても、その先に入ることはなかった。
でも今日は部屋の中に入る。
「いらっしゃい♪おはよ〜!」
『おはよー!』
答えながら抱き締められた。
『ずっとこうしたいって思ってた!(笑)』
「ふふ♪私も(笑)」
『やば!俺心臓の音すごいかも!』
「あはは!太鼓だっ♪」
彼の腕の中は温かかった。
あ〜…幸せだな〜。
ほんとにそう思った。
ずっと玄関前の廊下でそんなことをやってるわけにもいかないので、私はお昼を作り始めた。
『何作ってくれるの〜?!俺めっっちゃお腹空かせてきた!!!』
「メンチカツ!!(笑)何がいいかなーってすっごい考えてメンチにした!得意料理っ!!」
タネを作って衣をつけるまでしておけば揚げるだけなのでその間も話しながら出来るからいいかなと思ってそれにした。あとはポテトサラダと豚汁にしたが…組み合わせ的に全てパンチのあるものになってしまった(笑)
これ大丈夫かなぁ…(苦笑)
「おまたせ〜!はい!どうぞ!」とあきらくんの目の前に料理を並べた。
『なにこれ!!!すげー!!え!メンチって家で作れるの?!ポテトサラダも豚汁も大好きー!!』
100点満点の反応をいただいた。
料理は得意だけど…口に合うかな…
となかなか自分は口を付けれずにいるとバクバクと食べすすめてあきらくんが一言。
『めっっちゃくちゃおいしい!!!!!!』
…よかった!
嬉しそうに食べるあきらくんをみてホッとしてやっと自分も食べ始めた。
デザートにはあきらくんが好きだというチーズケーキを焼いておいた。
それも美味しい美味しいと食べてくれて、その顔を見れてすごく幸せだった。
あきらくんとはほとんどの休日を一緒に過ごしていた。どこかぶらぶら買い物にいったり、色んなファーストフード店を廻ってポテトの食べ比べをしたりシェイクの飲み比べをしたり色んなことを2人でして楽しかった。
たまにお弁当を作ったりもした。
『“なにそれ寺田どこで買った弁当?うまそう!譲って!”って言われた〜!』って嬉しそうに話す彼が可愛かった。
あきらくんと予定のない日に美容室に行くことにしていたが、引っ越してきてから毎回違うところに行っていた。
今回は家の近くにある美容室に行ってみることにした。
もし気に入る髪型になればそこに決めれば通うのが楽だなと思って行ってみた。
オーナーさんが一人でやってるお店のようで、貸切りになる。女性のオーナーさんで海外によくいくそうだ。すごく明るい感じで海外で生活していたことがあるというのも納得がいった。
髪型も好みに仕上げてもらって、また次もここに来ようと思った。
トリートメントなどで割と頻繁に通っていてよく話すようになったのだがそんな時にこんな誘いをうけた。
『今度ビストロバーをやろうと思うんだけど、バイトしてくれない??』
「…バー?ですか?え、美容室は?」
『ここはもちろん!本職だもん!週2日くらいだけ、バーを夜やろうかなって。駅前にもう店舗も借りてんの♪営業許可ももう取ったんだけど従業員がね〜。なかなか…。ゆうちゃん話うまいし美人だしお酒飲めるっていうし…どうかな?!』
「バーっておしゃれなとこですよね?!いやー…」
『気負わなくていいのいいの!ビストロバーにしようと思っててさ♪私料理作るの昔から大好きでいつか飲食店もやってみたいと思っててさ。丁度知り合いが店引き上げるからそこどうだって話もちかけてくれたから…。先も分かんないからバイトも沢山なんて雇えないし…。時給は弾むから…!』
まぁどうせ家にばっかりいるのもな〜とも思っていたのでオッケーすることにした。
でもここから色んな事が起こることになった。