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好きっ!最高😀このイチャイチャ感がいいな。
うへ( ◜ω◝ )なんだこれ最高すぎて口角が...
甘々いちゃいちゃ最高です😇💕
すみません。かなり遅れてのバレンタイン投稿です😅
今日はバレンタイン。
俺は朝からドキドキしている。
涼ちゃんと付き合いだしてから初めてのバレンタイン。涼ちゃんはちゃんとチョコくれるかな?
「なー元貴。お前チョコ何個もらった?」
「え?スタッフさんからもらったから8個かな。お前はどうなんだよ」
「へへーっ、俺は10個。俺の勝ち〜」
勝ち誇ったようにチョコを見せびらかす若井を鼻で笑う。
「ふん、そんな義理チョコ何個もらったかなんて関係ねーんだよ」
「何言ってんだよ、同じスタッフさんからのはずなのに数が違う時点で俺の勝ちだろ」
確かにおかしい。
「涼ちゃんは?涼ちゃんは何個もらった?」
「俺もスタッフさんからだけだから8個だよ」
「って事はこの差の2個は本命チョコ〜」
そうご機嫌に笑っている若井に呆れながらふとある事に気づく。
「あれ?なんか涼ちゃんのチョコだけかわいいの多くない?」
「ほんとだ〜。かわいいの嬉しい」
そう言って笑う涼ちゃんを見るスタッフさん達の目がもうかわいくて仕方がないって顔をしている。
この天然タラシが。
そうやって街中もキラキラハート一色の中、仕事が終わってから一緒に涼ちゃんの家に向かう。
一緒にご飯を食べた後も俺はソワソワ落ち着かない。
「涼ちゃん、今日もらったチョコ持って帰ってきた?」
待ちきれずに自分から話題をふってみる。
「持ってきたよ〜。でもこんな食べ切れるかな?太っちゃう?」
う〜んとかわいく顔をしかめているが、俺の様子には全く気づかない。
「ねえ!涼ちゃん。今日は何の日?」
もう遠回しに気づいてもらう事を諦めた俺は直球に切り替えた。
「えっ?バレンタインデー?」
「バレンタインは何する日?」
「女の子が好きな男の人にチョコ渡す日?」
「そう!で、涼ちゃんは?俺にチョコくれないの?」
「えっ?俺が元貴にチョコあげるの?」
「俺と涼ちゃんは付き合ってるんでしょ?」
ぶうっとふくれて見せると目をパチパチをさせる。
「でも俺、女の子じゃないよ?」
「元々は女の子からとか関係なしで、好きな人にあげるものなの!」
「じゃあ元貴から俺にくれてもいいじゃない」
はいっと手を出す涼ちゃんに何も言えなくなってしまう。
「…ごめんなさい。用意してないです」
だって俺はホワイトデーにお返しするつもりだったんだ。
泣きそうになりながら落ち込む俺を見て涼ちゃんがププッと笑う。
「も〜と〜き。カバン見てみなよ」
「えっ?」
「いいから、カバンの中見て?」
慌ててカバンの中をガサガサと漁る。
「あっ…」
目立たない茶色いラッピングにハートマークのシールをいっぱい貼り付けた紙袋が入っていた。
「1番に渡したいと思って朝からこっそりカバンに入れてたのに全く気づかないしさぁ」
唇を尖らして軽く俺の事をにらむ。
カバンなんか手を突っ込んで必要なものだけ取り出してたから気づいてなかった。
中を見てみるとかわいらしいハートのチョコと一緒にブレスレットが入っている。
「見て」
そう言って自分の左手首を見せてくる。
「ジャーン。お揃い」
それを見て慌てて俺も自分の手首につける。ちょっと感動で泣きそうだ。
「気に入ってくれたらいいんだけど、どう?」
「すっごい嬉しいよ。ありがとう」
よかった。と言って涼ちゃんはニッコリと笑う。
「でも、せっかく驚かせようと思ったのに全然気づいてくれないしさぁ」
「うっ、ごめん」
しゅんと肩を落とす。
「こっちこそちょっとムカついたから意地悪しちゃった。ごめんね」
おもしろそうに涼ちゃんが笑う。
手首のブレスレットを見せびらかしながら笑う涼ちゃんはとてつもなくかわいかった。
「チョコもちゃんと食べてよね」
あ〜ん、と言いながら俺にチョコを食べさせようとするのをパクリと食べる。
「甘い」
「そりぁ俺の愛がいっぱい詰まってますから?」
そう言ってご機嫌に笑う涼ちゃんのあまりのかわいさに俺は口の中のチョコが溶け切らないうちに涼ちゃんにキスをする。
「甘い…」
涼ちゃんもつぶやく。
「そりゃあ俺の愛も加わりましたから?」
そう言っておでこをコツンと合わせて2人でクスクスと笑い合う。
ハッピーバレンタイン。
いや、バレンタインに投稿しようと思ってたんですよ😅でもバタバタしてるウチに間に合わなくなってしまいまして…。
やめとこうかなとも思ったけど途中まで書いてたので遅ればせながら投稿してみました。
ただ甘々イチャイチャなだけの話し。
最近投稿してるのが暗めのハードだったのでちょっと癒しを求めました🤭💕