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【甘えん坊のお姫様は、キスが欲しい】
「はやと〜……ん、なんかしてほしい……」
柔太朗は、すこし上目づかいで寄ってくる。 いつもはクールで落ち着いてるのに、こうやって甘えてくるのは、はやとの前だけ。
「……なんか、ってなんだよ」
はやとは苦笑しつつも、目の前の“お姫様”に意識が集中してしまう。 柔太朗はふにゃっと笑って、指先でそっとはやとのシャツの裾をつかんだ。
「わからん……けど……はやとに……キス、してもらいたい……かも」
その声が、あまりにも甘くて。 もう、我慢できなかった。
「──こっちからもお願いしたいくらいなんだけど」
はやとはすっと距離を詰めて、柔太朗の腰を軽く引き寄せる。 唇が触れるか触れないかの距離で止まり、目を覗き込んだ。
「……ほんまに、してほしいんか?」
「……うん。はやとに、いっぱい……ちゅーしてほしい」
その瞬間、はやとは柔太朗の唇を優しく塞いだ。 やわらかくて、温かくて、愛しさが滲み出るようなキス。
一度離れて、もう一度。 そして三度、四度、柔らかなキスを繰り返す。
「ん、はやと……ちゅー、うれしい……」
柔太朗の笑顔が、あまりにも無防備で、はやとは胸をぐっと掴まれたような気持ちになる。
「……まじで、かわいすぎ。もう、離したくねぇ」
彼の言葉に、柔太朗は顔を赤くしながらも、頷く。
「……じゃあ、もっとして? ちゅー、……もっと、いっぱい」
そして、また唇が重なる。 静かな部屋に、キスの音だけが優しく響いていた。
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どうでしたか、?めっちゃこれの書き方勉強しました!!
続きも出せたら出します!
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