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「ん……っ、も、伊織……っ、またぁ……?」
ベッドの中、悠は既に3回イかされて、トロトロに蕩けた顔でシーツに沈んでいた。
でも伊織の腰は止まらない。
ゴムを新しく付け替えながら、悠の脚を持ち上げて言った。
「お前があんな顔するから、止まれなくなったんだろ?」
「や、だって……、それは伊織が……」
「なに? 俺が?」
「……気持ちよく、するから……っ」
伊織が少し笑って、腰をまた沈めてくる。
「あッ……ぁっ、く、あっ、んんっ……!」
「ほら、ヌルヌル。ぜんっぜん締まり弱くなってねぇな、悠」
「っ、ん……なんでもいいでしょ……っ」
ガン、ガンッ、と突かれるたび、身体が揺れる。
もう足も腰も力が入らないのに、伊織が動くたび奥がキュンと締まって、
快感に引っ張られる。
──パチン、と音がして、伊織がピタリと動きを止めた。
「……ゴム、切れた」
「え……?」
「っち……くそ、これで4枚目。ストックもうない」
「……ないの?」
「うん、コンビニ行く?」
伊織が冗談っぽく笑ったけど、悠は首を横に振って、ぽつりと呟いた。
「……じゃあ、もういいよ」
「は?」
「……ナマでもいいから、入れて?」
その目はとろんと潤んでいて、肌は汗でじっとりと濡れてる。
腰はくねるように揺れていて、欲しがる声が口から漏れていた。
「伊織の、……ほしい。ナマでいい。中にほしいの……っ」
「……悠、お前……」
伊織がぐっと息を飲んで、ベッドに覆いかぶさる。
「……腹、痛くなるからやめとけ。ナマは、けっこうキツいぞ?」
「いい……もう、やだ、止まれない。伊織のちょーだい?」
「ほんと、後悔すんなよ」
「……っ、いれて……伊織の、中に、いっぱい……ほしいっ」
──ズブッと音を立てて、伊織の熱が直で入り込んできた。
「ひ、っ、あぁあッ……ッ! や……っ、これ、きもちぃ……っ!」
「ぬく、やば……これ、お前のせいだからな」
「もっ、い、いから、もっとっ、うごいてぇ……ッ!」
何度も奥を突かれて、結腸まで突かれてる感覚に全身が痺れる。
伊織が奥で脈打つたび、ビクッと脚が跳ねた。
「あぁっ、ん、出してっ、奥で、ほしいのっ……伊織の、ぜんぶ……!」
「──じゃあ、受け取れよ、全部っ」
「ひあぁッ……!! あっ、あ、ああ、イク、っっ!!」
ズンッと奥に押し込まれたまま、伊織がどくどくと中に注いでくる。
悠の意識は薄れていく中、快感だけが頭に残っていた。
──翌朝。
「悠」
「……ん」
「中、すっげぇ残ってる。流れてない」
「そっかぁ、別に大丈夫だよー」
「ごめん。やっぱ俺が止めてやるべきだったな…責任とって…掻き出してやるわ」
「えっ?」
そう言って、伊織の指がゆっくり後ろに触れた。
「ひ、や、ちょ、待って、っ、むりだって、ばかぁ……!」
「ほら、我慢しろ。昨夜お前が頼んだんだからな?」
「……っ、うぅ、でも……っ」
中をゆるくかき混ぜられながら、悠は涙目で枕に顔を埋める。
伊織はその背中に、優しくキスを落とした。