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もしかして、、桃桃びょーきあるの!? わたしといっsy(((
Hello。
テスト前日、高校生、単位は絶望的⭐︎
きっと死んだわ。
___
桃「…。」
瑞「…。」
瑞が来てから何分経過しただろうか。
お互い一言も話さずただ沈黙が流れる。
それには、瑞が珍しく怒っているからだろう。
紫「……ぁの瑞さん?」
瑞「…ちょっと静かにして。」
紫「すみません」
こんな空気を変えたのは、
ガラッ
黄「桃々~…!!」
黄「心配したんだよ~!?ギュッ」
まるで空気を読まない黄だった。
翠(そういうところに救われてる…)
瑞「ちょっと黄ちゃん!」
黄「うぇ?」
瑞「桃くん怪我してるの、わかる?」
瑞「そんな抱きついたら痛いでしょ。」
黄「うぇ、ぁ、そっか?」
黄「ごめんよ、桃々」
桃「…大丈夫だy」
瑞「やっぱり…綺麗だね?」
「は?」
この場にいた全員が瑞の突然の言葉驚いた。
桃「ぇ、いや、瑞…?」
瑞「ん~女の子みたいな白い肌、」
瑞「サラサラでふわっとした綺麗な髪。」
瑞「誰が見てもわかる穏やかで綺麗な顔。」
瑞「…綺麗だね~?」
桃「…?」
翠「…瑞ちゃ~???」
瑞「その身体に…傷をつけて、こんなことさせたの…誰だっけ…」
ぁ~…瑞が怒ってんのは桃じゃなく、義母か。
瑞「…桃くんっ!」
瑞「瑞は!絶対に…死の果てまでアイツを許さないからねっ!ニコッ」
可愛い笑顔して怖いこと言う。
桃「…そこまでしなくていいんだけど…。」
医者「失礼します」
医者「検査の結果、桃さんの体に異常はないので、“早めに”退院願います。」
瑞「は?」
紫「この怪我で帰れと?」
医者「…上の方がそうしろと…」
紫「…俺が話す、出してこいよ。」
医者「そう言われましても…」
桃「紫、フルフルッ」
紫「…ッ…」
桃「なら、退院の書類はもういいですか?」
医者「はい」
桃「…。」
桃が足をついた瞬間、桃が固まった。
翠「…桃々?」
桃「…車椅子だけ貰ってもいいですかニコッ」
医者「ぁ、はい」
慣れた手つきで1人で車椅子に乗る桃。
桃「帰ろっ」
紫「ぁ…うん」
医者「…。」
桃「…嘘つき。」
医者「ッ!?」
桃「フリフリッ~」
さよなら、とは言わずに去る君、
医者はただただバインダーにある一枚の紙を眺めた。
桃(殆どは想定通りだ。)
なんて計算測ってやった、なんて言えば怒るか
当然だろう。失敗すれば全ての意味がない。
まぁでも。
病気とか言われるのは想定外だったな。