テラーノベル
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佐野:んで、来週この前行った一軒家の2階に行こうぜ
塩﨑:えぇ、また行くの?
佐野:だって前回、2人とも怖がって2階まで行けなかったじゃん。見るなら全部見たくない?
曽野:確かになぁ。コメントでも階段あるのに行かなかったのって書かれちゃったし
塩﨑:俺もう嫌やぁ
佐野:そこをなんとか!なぁ?柔太朗もそう思うよな!
山中:…え、あぁ、うん
曽野:歯切れ悪いなぁ。どうしたん?
塩﨑:まさか、俺に同情して
山中:それはない笑
塩﨑:なんでや!!
確かに、柔太朗がこんなに企画に悩んでいるのは珍しい。あの一軒家の編集も、素材自体はそんなに長くないのにいつもの倍かかってたし
佐野:まぁ、太智がどうしても厳しかったら俺一人で行くから。安心して笑
山中:……
山中:ねぇ、勇ちゃん
佐野:なに?
話し合いの後、太智と舜太は壊れた三脚を買いに出かけて行った。そのため、この家には俺と柔太朗だけ
山中:…記憶は、まだ戻ってないの?
佐野:…え?
山中:1年前の記憶、戻ってないの?
佐野:あぁ、うん、?でも、ほとんどもう戻ったはずって前話したじゃん
そう、俺は断片的に記憶を失っている。でも、柔太朗のことは覚えてたし、本当に思い出せないのは、記憶をなくした原因となる1年前の出来事だけ。太智と舜太に関しては、その出来事の後に出会ったから、その事についてはあまり話していない
山中:そっか
佐野:…なんでそんな悲しそうな顔してんの
山中:記憶、取り戻したい?
佐野:は?
山中:なんで、勇ちゃんが1年前、記憶なくしたのか、思い出したい?
佐野:え、何言って
山中:だからっ、どっち!?思い出したい、?それとも、、
佐野:…柔太朗、?
こんなに、泣きそうな顔で訴えかける柔太朗を見たのはあの時以来だったから、俺は困惑した
山中:…ごめん。強く言いすぎた、思い出すなら、このタイミングしかないと思って
佐野:だ、大丈夫……俺、思い出したい
山中:…勇ちゃんはなんで忘れたんだと思う?
佐野:…?
山中:そんだけ、記憶から消したいくらい、辛かったからだと思うんだ
佐野:…そうかもね
山中:あの一軒家に行ったら、きっと思い出すよ。だって、もう多分、勇ちゃんの霊感なら
曽野:ただいまー!
塩﨑:まじで外暑すぎ、はよアイス食べたい
佐野:、あ、おかえり…んでなんて?
山中:…ううん。なんでもない。とりあえず、あの一軒家に行けば分かるから。それしか、俺からは言えない、というか辛くて言いたくない。あとは勇ちゃん次第だね
そう言うと2人のところに行ってしまった
どういうことだ。1年前、俺はあそこに行ったことがあるってこと、?行けば分かるって、、この前行っても分からんかったけどな
曽野:俺も行くよ?
佐野:いや、今回は一人で行ってみるよ笑、行ってきまーす
ガチャン
塩﨑:あれ?勇斗もう一軒家行った?
山中:うん。今行ったよ
塩﨑:ラッキー。あそこほんとに怖かったから。もう俺は、
曽野:まぁ、そんな場所もあるよ。って、柔ちゃん、またその一軒家の動画の素材見てるの?編集もめっちゃ時間かかってたし、なんかいる?
山中:…うん。2人は知らない奴だと思うけどね
塩﨑:え、じゃあこのチャンネル始める前ってこと?
曽野:だよな。俺らはこのYouTubeチャンネル始めるために集まったから。でも、それゲストとか誰も呼んでないよ?
山中:…人じゃないんだ
塩﨑:え?
山中:……1年前、
『もしもし、?』
山中:あの一軒家で
『え、警察、?』
山中:あいつは、勇斗を庇って
『、仁ちゃんは!?』
山中:死んでるから
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コメント
1件
おお、第2話やばかったわ…。柔太朗の「思い出したい?」って問いかけ、あの泣きそうな顔にグッときた。1年前の記憶を消したいほど辛い出来事って、勇斗が何を経験したのか気になって仕方ない。最後の電話のシーン、まさかの「死んでる」で一気にシリアスになったな。柔太朗が知ってる真実が明かされるの、待ちきれん🔥 続きめっちゃ気になる!