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うわぁぁぁ(事件性のある叫び)
【呼び出し】
sm視点
ガラス扉を開けると一瞬にして冷たい空気に包まれた。
痛いほどに冷えきった空気に身体が強ばる。
少しばかり雨が降っているが生憎傘は持ってきていない。
小雨だから大丈夫、なんて考えも 雨で濡れた手が風にさらされたことにより、ただの強がりと化した。
鞄からスマホを取り出し、右手はコートのポケットに潜らせる。
スマホを開くと一日で溜まりまくった通知が表示されていた。
その中でひとつだけ、目に留まる。
” ホテルきて ”
” 403 ”
昨日もしたはず。
なんなら明日も早い。
仕事中も時々痛んだ腰を擦りながら返信した。
br『……すまいる!』
sm「ぅわ……酒くさ、」
sm「は、!?…ちょ、ッまてお前、っ」
コートとジャケットをハンガーに掛けた瞬間、正面からのしかかってきた。
構えている訳もなく背後のベッドへとふたりで倒れ込む。
いつもの心地よい匂いを遮るかのようにアルコール臭が鼻を刺した。
sm「ぉい、っ……だから、ッバックがいいって」
br『だってこの間やらせてくれたじゃん』
sm「あれは、…酔ってたからで、」
br『僕も酔ったから』
無理やり脱がされたワイシャツのボタンが弾け飛ぶ。
そこまで大きい体格差はないはずなのに、組み敷かれては抵抗するにも力が入りにくい。
sm「待てッ…ほんと、に…」
br『ちゅーしよ、ちゅー』
口の中にねじ込まれた舌はいつも以上に熱を持っていた。
酒の匂いでおかしくなりそうになりながら、なんとか動きに食らいつく。
必死になっているとご機嫌に くすり と笑う声が聞こえた。
br『かわいいねぇ、?』
sm「まッ、ぶるっく、」
何を言おうと、どう抵抗しようと、そんなことはお構いなしに彼の手は動き続ける。
服の中に侵入した手は、いやらしい手つきで撫でては突起に引っ掛けてを繰り返していた。
いつもより強引な前戯でもなぜか感じている自分がいる。
sm「いっかい、待って」
br『顔もっと見せて』
できる限り顔を隠したくて逸らしていたせいで、無防備になっていた首に噛みつかれる。
あまりの痛みに顔が歪んだ。
sm「ぶる、っ……」
残っていた力を振り絞って彼の胸板を強く押すと、ゆっくりと離れていく。
一瞬だけ合った目は、どこか肉食獣のようで、どこか恋人のようだった。
sm「まッ、ぶるっく、…ッ、♡」
br『痛い?』
後孔に飲み込ませた指を曲げては伸ばして。
広げるように動かされた指はしこりを掠った。
sm「ッ~~、っん…ッ…、~ッぅ♡」
br『かわいッ』
sm「ぃ”ッ、て…っ、」
少し顔を背ければ、隙を見つけたかのように噛みつかれ、吸い付かれ。
その跡がじんわりと熱をもって痛み始める。
br『こっちむいて、ちゅーしよ』
sm「いッかぃ、…っとま、ッ~…♡」
ここまで酔った姿は見たことがないが、酔うと口寂しくなるのだろうか。
いつも以上に多い。
sm「ばか、っ…ッそこ~っ…ッ♡」
br『何その顔、ちょーかわいい』
sm「ぃくッ、…ッ……っ~~♡」
抗えない波に呑まれ絶頂を迎える。
固く目を瞑ると同時に鎖骨に痛みを感じた。
br『すまいる、明日早い?』
sm「…ッ、いつもどおり」
br『じゃあいっぱいしよ?』
sm「そこ、ッだめだって…」
明らかに服で隠れない位置に跡を付けられ、彼を引き剥がそうとするもすればするほど引っ付いてくる。
汗ばんだ彼が色っぽくて、全てを許してしまいそう。
すると突然スウェットを脱ぎ始めて腕を広げた。
br『おいで、』
sm「…ッ……ぃゃ、」
br『はやく』
今から起こる事を想像しては怖くなり、渋っている間に彼の腕はこちらへと伸びていた。
勢いよく引かれ彼の胸の中へと倒れ込む。
sm「っほんとに、ッ」
br『ちゃんと座って、腰下ろして 』
sm「せめて後ろ向きがッ」
br『うるさい、はやく』
sm「…ッぁ”、…ッ~~っ、ん”ッ♡」
br『うわ…これ、やばい』
動いていなくても奥に当たっている感覚だけで身体が小さく痙攣し始める。
抱きつく羞恥心よりも顔を見られたくない気持ちの方が大きく、肩に顔を乗せた。
br『待って、ほんとに可愛すぎる』
sm「そういうの…、いいからッ…」
言葉を放った後に強請るような言い回しになったことに気づくも既に遅く、嬉しそうに笑った声が聞こえると同時にゆるゆる揺すられる。
小さいはずの快楽が何のせいなのか何倍にも大きく感じていた。
sm「ッぁ、ッん~っ…ッふ~~ッ”♡」
br『きもちいいね、』
sm「ん”ッ…~~っ、ぅッ…ゃ”~っ♡」
br『最ッ高…もっと声出して』
腰を持ち上げられては自重で落ちての繰り返し。
既に足に力は入らず重力に従うことしかできなかった。
sm「ん”ぅッ、ぁ”~ッ…、ひッ…ぅ”♡」
br『えろすぎでしょ』
br『人の耳元で喘いじゃうの?』
sm「ッん”~っ、ん……ッ”~んっ、♡」
恥ずかしくなって声を抑えても今更逆効果。
くすりと笑う彼と、少しずつ速く深くなっていくピストン。
無意識に全身に力が入って抱きしめる力が強くなる。
sm「ッん”、ん~ッん”っ…~~~~~ッ”♡」
br『ぁ、やば…いく、』
br『…スマイル?』
sm「……なんだよ、」
br『お風呂入ろ』
sm「嫌」
sm「お前…これ……どうやって、隠すんだよ」
br『いいじゃん、そのままで』
体勢はそのままで顔を見つめられているのがとにかく恥ずかしい。
最後にもう一度口付けを交わした。
br『好きになっちゃだめだからね?』
sm「わかってるわ」