TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

殺人鬼と私の話

一覧ページ

「殺人鬼と私の話」のメインビジュアル

殺人鬼と私の話

8 - 取り戻した日常

♥

9

2024年03月20日

シェアするシェアする
報告する

10月19日

夕日くんが面会に来た。この時だけは夜壱が幸せそうな顔をする。面会の間は外に出ることにした。終わったあと夕日くんに声をかけられてお兄ちゃんのことどう思ってますか?って聞かれた。はっきり好きって答えた、夕日くんは安心した顔をして帰って行った。質問の意図が理解できなかった。聞かないことにした。

11月1日

今日は夜壱に会いに行く時間がなくて話せなかった。1日話さないだけでものすごく辛い。夜壱は寂しいって思ってもらえてるかな?

11月20日

夜壱の鬱病がまた少しずつ落ち着いてきた。夜壱と話していると時間を忘れて仕事が終わらなくて上司に怒られてしまった。少しは許して欲しいけどね。

12月31日

夜壱と再開して2回目の大晦日。去年と同じ卵焼きを夜壱に作っていった。喜んでくれてこっちまで嬉しくなった。また作っていくからね。

1月15日

夜壱は今日も面会に来てくれた夕日くんと楽しく話したそうだ。夕日くんは来斗くんと同棲を始めたという話を終わったあとに夜壱から聞いた。同性カップルって周りからの目が冷たいこともあるかもしれないけどあの二人はとてつもなく幸せそうだ。

2月13日

夜壱が手紙を書きたいと言った。自分で書くそうだ。目が見えなくても書けるものなのだろうか?

3月1日

夜壱の誕生日。上司に内緒でケーキを作って夜壱に食べさせた。喜んでくれていたから良かったと思う。夜壱の牢屋から離れる前に夜壱が何か言った気がするけど夜壱が誤魔化したから聞かないことにした。

この作品はいかがでしたか?

9

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚