コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
おや 、”また”迷い子の方が来られましたね 。
いらっしゃいませ
■■の館へ ____ 。
自分が住んでいる街を襲った嵐が隣の街へ行き一段落 。
嵐が来る前にあれだけ食料を買っていたのに、 嵐が来ていた間外に出れなかったため食料が底をつきそうだ 。
そのため街まで行かなければ
街から少し離れている所に家があるため街に行くのも一苦労
前に知り合いから街へ行く時に使える近道がある 。
と言われた場所を思い出し行って行ってみることに
念の為手提げバッグの中に時計を入れ家を出る
近道の話を聞いた直後に書いたであろうメモを見る
「お金持ちの家の隣の○○さん家の中庭を通って……」
○○さん家の中庭……
行って良いのだろうか……
○○さんとは私の住んでいるご近所では有名な少しヤバイご家庭のお家だ 。 よりにもよってそんな家の庭を通らないといけないとは……
行くと決めたんだし…行くか!! 拳をギュッと握り
○○さん家まで歩いて行く___ 。
○○さんの家まで到着し家を見る
いつ来ても不気味だな……ここ
前に1度だけ来たことがある、 だから来たくなかったんだ 。
…すぅッ……ふぅ
と大きく深呼吸をし
周りに人がいないか確認し
庭に入る
誰かに見られてないだろうか、家の人に見られてないだろうか
不安で汗が大量に出てくる
……ふぅ…
庭を出て一安心 。
ここら辺の近くに道があるって言ってたな…
それらしき道がないか歩いて探す
ぁ、……
どうやら近道と言っていた道らしきものを発見した
暗くて人気のなく荒れ果てた一本道
獣が出てきそう……
私は帰ろうと思った。 だが、ここで帰ってしまったら食料が無くなってしまう 。
仕方なく目の前の薄暗い道を進むことにした 。
変なとこに来ちゃった 、
本当に近道 、?
早く帰らないと 、
怖い 、 獣が出そうだ
そんなことを考えているといつの間にか森のど真ん中にいた
あれ? 嘘でしょ、?! なんで森のど真ん中に?!
先程までは確かに荒れ果てた道があったのだ
ふと 、家を出てからどれくらい時間が経ったのか気になり 、
そうだ 、時計!!
カバンに手をつっこみ時計をゴソゴソと探る
あった 、!
時計を見る 。すると家を出てから2時間も経っていたのだ
…そんなに経ってた…??
ずっと歩き続けたのと混乱状態で一気に疲れ
木の根っこに座り
こんなとこ来るんじゃなかった …
来た道分かんなくなったし……
どうしよう 、 このまま一生誰にも見つからず4ぬんじゃ…???
考えたくもないことが頭をよぎる
ほんと…どうすれば ?
友達の言っていた近道は嘘だった?
でも 、あれだけ仲のいい友達だしな 。
と思いつつ辺りを見回す 。
やっぱり道分かんないや…
来た道が分からなくなり半泣き状態になってしまった
もう…やだ…… 、帰りたいよ 、、
その場で座っていると疲れからか少し眠気が襲ってくる 。
寝たら駄目だと思っても瞼が重く次第にうとうとと 、
ここで寝たら4んじゃう…
瞼を擦り必死に起きていようとするが
ついには瞼が開かなくなる 。
風の音が聞こえ木の葉っぱがガサガサと揺れる音が聞こえる …
すると少し遠くの方から男性の鼻歌が聞こえてくる 、
次第に鼻歌が近ずいて来て
ついには自分の目の前に ……
と思った頃には既に夢の中 。
…おやこれは珍しい 。” お客様”ですか…