今日、私の大好きなあの子が消えた。
実感も何もわかない、なのに悲しさだけがこみ上げてくる
あの子の隣に置いてある、あの子がよくつけていたヘアピンすらも尊く見える
あの子の彼氏であるあの人はもっと苦しいだろう…辛いだろう。
あの子「ねぇ!私実は…お付き合いできました!」
私「え、ほんと?お似合いじゃん!」
あの子「ふふ、ありがと!」
あの子とあの人は前から仲がよく、よく恋愛相談を受けていた。
付き合った前も後も、きっとお互いが大好きだったはずなのに
私も、あの人が大好きだったのに。
あの人「…いなくなっちゃったや…笑」
私「うん、そうだね…」
あの人「はぁ…大好きなのになぁ…」
私「…ねぇ、これみてよ」
私はあの子のヘアピンをつけて、あの人に向き直った
私「どう?あの子に見える…? 笑」
あの人「ううん、全く…笑」
と、あの人は悲しげで、だけど少し暖かい笑顔で私に言った。
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中人)あっさっびしぃ……()