テラーノベル
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〈第一章〉不思議な夢を見た。めちゃくちゃ猫がいて、みんなこっちを見てる。そんなの、不気味なはずなのに、なんか神々しい。その時、先頭のショウガ色の猫が喋った。
「部族を救え」
そこで夢から覚めた。変な夢だったな、とか思いつつ起き上がろうとする。……あれ?なんかおかしいぞ?2本足で立てない。目線が低い。というか、ここは万事屋じゃない。森?
自分の手を確認する。銀色の毛皮に包まれた自分の手。
「な、な!なんじゃこりゃー!?」
猫になってる。猫だ。今の自分は猫だ。あれ、こんなこと前にもなかった?
「ホウイチー?いるんだろー?」
返事がない。そもそも、前のときは森じゃなかった。
冷静になって辺りを見回す。広大な森。4本の大きな木。デカい石。横で眠る3匹の猫。……良かった。自分以外にも猫はいるようだ。しかも一匹には見覚えがある。この黒色の、青いバンダナを首に巻いたこの猫は…ヅラ猫だ。
「おーい。ヅラァ。起きろや。」
ヅラは、むにゃむにゃと寝ぼけ眼で寝言を言いながら起き上がった。
「ヅラじゃない桂だ。して銀時、お前また猫になっているではないか」
「いやお前もな?」
「む、そのようだな。また猫化している。あれ以来ノグソした記憶はないが」
「俺もタチションした記憶はねーよ。」
そんなことを言い合っていると、残りの見知らぬ猫2匹も起きた。
「……なんだァ?俺ァこんな森の中で寝た覚えはねェが。」
「アハハハ!猫が3匹もいるぜよ!」
その声には聞き覚えがあった。
「おまっ…低杉と辰馬か!?」
「誰が低杉だ!」
「そうぜよ!わしは辰馬ぜよ!忘れてもうたか?」
忘れたも何も、猫になってる友人のことなどわかるはずもない
「おい。お前ら二人とも、自分の手ェ見てみろ」
二匹が自分の手を見た
「……なんだァ?これは。猫の手じゃねーか。」
「アハハハ!わしゃ猫になったがか?」
「辰馬くんご名答。正解です。俺たちは猫になってまーす。」
「そうだ。俺たちはどうやら猫になってしまったらしい。」
「は?俺が猫だァ?ふざけんのも大概にしろよ。」
「いや、猫になったわしらの言葉聞き取れてる時点で既に猫確定ぜよ…」
「で、これどうすんの?」
………………。沈黙が場を支配した
コメント
1件
あらためて読んだよ!第2話、めっちゃ気になる展開すぎる😳✨ 銀さんがヅラ(桂)と再会するところから始まって、まさかの低杉と辰馬も猫化してるって…!しかも神々しい猫が「部族を救え」って言ってたの、絶対何か大きな物語の始まりじゃん…!? 猫になった万事屋メンバーがどうなるのか、続きが気になって仕方ないよ〜🐱💕 ねこまた先生、この設定天才すぎる!!