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清居solstice
「ただいま、」
いつもならドタバタかけてきて出迎えてくれるが今日はその足音が聞こえない。携帯を確認してみると平良からは『夜に撮りたい写真があるので帰りが遅くなります。』と連絡が入っていた。
撮影や話し合いなどで全く気づかなかった。
「せっかくイチャつけると思ったのに、…、」
なんて似合わない言葉を吐き捨てて、自室へ向かう。
着替え終え、リビングへ戻るとテーブルには少し小さめのダンボールが置いてあった。
清居奏様と書いてある。平良が荷物を受け取ってくれたのだろう。
ダンボールを開くと大人の玩具が入っている。
なぜだ。
そんなの頼んだ記憶が無い 、が、購入履歴にはしっかりと入っている。
「あいつがいたら大変なことになってたな、」
平良に見られたりでもしたらすぐ死ねるくらいの恥が俺を襲うだろう。
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買ってしまったなら使うしかない。俺の金が無駄になる。
箱から取り出し、人生初の玩具、ローターとご対面する。
「これどうやって使うんだ、?」
説明書としばらく見つめあったところで下のものを全て脱ぎ捨てローターを手に取り、
本来男が感じることのない場所に手を伸ばし指を1本入れる。
「ん、…ッ、ぁ、//」
指を動かしながらこれを買った理由を思い出す。
平良とはすれ違いばかりでまともにヤったりするのは月1くらいだ。行為もそれほど激しくはない。負担はないが俺も男だ。欲がそのたった1回で収まる訳もなく1人ですることが増えた。でも前をいじるだけじゃイけない体になってきている。俺の指だけじゃいいところにとどかなったのでこの玩具を購入した。
「ん、ぁ、ぅ…”、//」
「っ…、はぁ、ん、はぁ、…ッ」
「そろそろか、…」
ゆっくりローターを入れて深く深呼吸をする。
その瞬間慣らしていた時に少し漏れたもので手を滑らせローターを奥えと押し込んだ。
その刺激が気持ちよくてそのまま達してしまった。
「…っ、たぁ、…ッ」
あまりにも急に入れすぎたので少し痛みがある。
しかしモタモタしている暇は無い。欲が溜まりすぎているんだ、早く解放されたい。
俺は痛みに耐えながら指を抜いた。
説明書には1から15までの数字が書かれてあった。
おそらく15がMAXだろう。
試しに3に設定をした。
あまり刺激が感じられない、これなら余裕そうだ。
4、5、少しづつあげていき10手前になってきた時、スマホが鳴った。
ローターを止めスマホを手に取り確認をする。
『今から帰ります。』
平良からだ。こういう時平良からの連絡はありがたい
手を拭いてローターを抜こうとした時、あるはずの紐がどこにも見当たらない。
そういえばと思い出す
説明書には紐を結びつけてくださいと書いてあった。それを結び付けずにそのまま入れてしまってたのだ。
「最悪…、っ!」
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作り置きしてあった飯を完食し、台本を読んでいると扉をあけ、廊下を歩く音がする
「清居、ただいま。」
「おかえり」
「遅くなってごめんね、?」
「別にいい、そんなことよりお風呂入ってこい」
平良が居ないタイミングをできるだけ作らないとこの中のものは取り出せない。
なので帰宅後すぐ風呂場へ向かわせようとする。
「分かった」
すんなり返事をする。
俺は早く取り出せるかもと少し気持ちを高ぶらせていたが
風呂場へ向かう平良の足が立ち止まり振り返った。
「清居、」
「なに」
「連休貰ったんだ、清居も確か貰ってただろう?」
「だから、その、今日…、シませんか、?」
「…、?!」
「きょ、今日は寝る」
「え、き、清居、!」
珍しく平良が誘ってきたのを断ってしまった。
仕方ないだろう、まだ下に見られたくないもんが入ってんだから、
数十分後平良が寝室に入ってきた。
「き、清居、?」
「どこか具合悪い、?」
「別に…、」
「じゃあ、なにか怒ってる?」
「そんなんじゃねぇ、」
「清居、」
「あぁ、もう、寝させろ、!」
平良と触れ合えないショックとずっと中に異物が入っている感覚にイライラし平良に怒りをぶつけてしまった。
「うん、ごめんね、清居、」
寂しそうな顔をして寝室から出ていく平良。
そんな顔をさせるつもりはなかったんだ。この中に入ってるやつのせいだ。仕事にだって絶対集中出来ない。
早くこんなのとってやろうと思い計画を立てる。
「ひ、平良」
「…!どうしたの、?清居」
「甘いもの食べたいから買ってこい」
「分かった、何がいい?」
「シュークリーム、」
「すぐに買ってくるね」
「サンキュ」
本当は甘いものなど全然食べたくない。
かといって正当な理由で平良を追い出す方法は見つからなかったので仕方なくこれにした。
平良が家を出たことを確認しすぐに寝室に戻った。
調べてみたところ振動を激しくすると取れる可能性があるらしい。
レベルを13くらいまで一気にあげる
「んぁ、”…ッ、//」
流石に刺激が強すぎる。
「これ…やば…ッ、っ、//」
これ以上レベルを上げたら意識が飛びそうだ。
でもこれ以外にいい方法は短時間では何も見つからずに平良が帰宅する。
歩いたりたったりして気持ちを落ち着かせようとするが逆効果だった。さっきの振動の影響もあり、状況はどんどん悪化していく。
かなりやばい。動くだけでも少し感じてしまう
早くどうにかしないと。
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朝は早起きをしてローターの対処を必死に調べた。
「病院、?」
どうやらローターは病院でも取ってくれるらしい。でも他人に穴を触られるなんて死んでも嫌だった。
平良以外には触れて欲しくない、見て欲しくない。
でもそれしか方法がないようだ。
平良にとって貰うのはプライドが傷つけられてしまう。
平良か医者、そう考えてみると彼氏から変態な彼氏と思われるか他人から変態な人と思われるかの2択だ。
やっぱり平良にとって貰うのがいいに決まってる。他人に穴探られるよりいつもしてくれてる人にさせるのが1番だ。
でも問題はどう伝えるかだ。
ローターの紐をうっかり付け忘れたなんて口が裂けても言いたくない。なんならローターでしてたことすらバレたくない。
行為をしてる時に平良の隙をついて取ろうとしたところですぐに見つかり問われてしまうだけだ。
「清居、おはよう」
「今日は早起きだね、」
平良は目を擦りながらキッチンへと向かう。
「今日飯何?」
「今日はベーコンエッグとパン、それとサラダだよ。」
「サラダは昨日作っておいたんだ」
「美味そ、」
「すぐにベーコンエッグも作っちゃうね」
「ん、」
歩く度にローターが動いて体がびくついてしまう。
平良にバレないように、あまり刺激を与えないようになるべく静かに歩き、椅子に座る。
凄くお腹辺りに違和感しかない、
「清居、?」
「ん?」
「大丈夫?」
中に大人の玩具入れたまま生活してるんだぞ、
感じないわけないだろ、
「大丈夫、それより飯は?」
「あぁ、もうできたよ」
「ありがと、」
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「ご馳走様、」
「うん、食器片付けておくね。」
「ん」
飯を食べれたのはいいがここから立てない、
ここに座り続ける訳にもいかないし、何よりトイレに行きたい。
さっき水なんか飲んだせいだ。
気合いで行けないか少し動いてみる
「ん、…ッ、」
少し動くだけでも感じるようになってる、かなりやばい状態だ。
「清居、買い物行くんだけど一緒に行く、?」
「買い物、…ッ?」
「うん」
平良との久しぶりのショッピング、行きたい。
行きたいのにこんなので街中を歩いたら色んな意味で大騒ぎだ。
大体なんで昨日に引き続きこんな誘ってくるんだ。
いつも推し量れもしないキモウザの平良のくせに、
「今日はやめとく、」
「そっか」
「何か欲しいものはある?」
「特にない」
早く、今すぐにでもトイレに行きたい、限界がそろそろ近づいてきている、無理矢理にでも行くか。
平良が部屋で準備をしているタイミングを狙ってトイレを済ませよう
「あ、そろそろ準備しなきゃだから、」
「おう、」
今だ。
「ん、…ッ、ぁ、」
バレてないよな、
そう思いながら声が漏れないよう口を抑え、トイレへ少しづつ向かう
「ん、ふぅ、…ッ、//」
何とかトイレの前まで来れた。
扉に手をかけようとした時、後ろからぎゅっとハグさせる
「んぁ、…ッ?!//」
「ひ、平良…ッ、?」
「清居、…なんでさっきからそんなえっちな声出してるの、?」
「ん、…ッ♡、平良、待て、…っ、//」
声をかけられる度に抱く力が強くなり前も後ろも限界を迎えていた。
「ひら、…トイレ、…//」
「うん」
「早く離せ…ッ、//」
「うん」
「離せ、…!//」
このむっつりスケベ、!離す気ないくせに返事すんな、
「ま、…むり、…ッ」
「トイレ入ろっか、」
「ん、…//」
平良の珍しくかっこいいリードに少しときめく。
って、おれは何変態彼氏ににときめきてんだ。
「ひら、…まて、…ッ」
「ごめん、清居…俺止められない、ッ」
「ん…あぁ、…っ、」
顎を持ち上げられ後ろ斜めの方へ持っていかれる。
そのまま濃厚なキスをし、平良はズボンに手をかける。
「おい平良…、っ、!//」
「清居こんなに膨らんでるよ、?」
「ん、…ッさぁ、んなぁ、…ッ、//」
俺の性器の周りを撫でるように触りそのままズボン、パンツを脱がされる。
「こんなに漏れてる、…」
「な…ッ、//」
体中が熱い。トイレもいきたくて仕方ないのに、性器を好きな男に見られ興奮までして、本当に死ねるくらい恥ずかしい。
「清居可愛い、…」
耳にキスをしそのまま口の中へいれ舌で舐め回してくる。
気持ち悪いようで気持ちいい。
「平良…っ、やめろ、ッ…//」
「ごめんね、清居、」
「んぁ、…っ、!//」
馬鹿になりそうなくらい耳を舐め回し、その気持ちよさで空いた口に平良の手が入り込んでくる。
「ぁ、ん…ぅ、っ」
息がしずらい、苦しい、
限界を迎える寸前で平良の手が口から抜ける
「綺麗だ」
そのまま涙を舐めとられ、優しく包むように抱きしめてくる。
「はぁ、はぁ…ッ」
「清居ごめんね、苦しかった、?」
「ん、ひら、トイレ…、」
「うん、出していいよ?」
「…は、ッ…?」
「?」
こいつ何を言っているんだ?
恋人の目の前でトイレするアホがどこにいる。
「出てけよ、」
「どうして、?」
「トイレするからだよ、!」
「清居足震えているだろう、?」
「だったらなんだ」
「倒れないか心配だ、」
お前がそうさせたんだろ!なんて言えるわけが無い。
「とにかく、出てけ、」
「…、分かった、」
出ていこうと平良が掴んでいた腰を外した途端、勢い良く我慢していた尿がトイレの中へ入っていく。
平良はそれをガン見している。みるな、さっさと出ていけ。
「見んな、ッ…、!//」
「…」
やばい。止まらない。振り向いて外に出す訳にもいかず、そのまま終わるまでじっと見つめられた。音も、尿を出している姿まで見られた、俺の心ははもうボロボロだ。
「はぁ、…ぅ、ん、…っ」
「ごめん清居、我慢できない…っ」
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姫抱きされ、寝室まで連れてこられる。
ベットの近くまで行き、食いつくようにキスをされる。
そのままベットへ横になり、手を絡める。
「可愛い、…」
平良は頬から首、胸、腹、腰、の順で撫でながらいつもする時に使う穴に指を1本入れる。
「…、清居、?」
「ん、…、?」
「なんか奥ら辺に硬くて丸いものが入ってるんだけど、」
しまった。すっかり忘れていた。
バレてしまったら言い逃れはできない。
とりあえず早く指を抜いてもらうことにした。
「平良…、話すから指抜け、…っ」
平良はゆっくり指を抜いていく。
だが様子がおかしい。平良は抜ける手前で手を止めた。
「ひら、…っ?」
「清居、…ごめん」
平良はそう言うと勢いよく指を中に射し込んだ。
「ぁあ、…、?!//」
平良の指が奥に入ると同時にローターも一緒により深く入ってくる。
頭がおかしくなりそうだ。
「ひら、ぁ、…♡」
平良は急に指を抜き、なにかを探し始めた。
何を探しているんだと思いながら平良を見ていると、何かを手に取る。
その手に取ったものを見ておれはまた絶望する。
ローターの操作機を持っていたのだ。
「ひら、いや、…っ、」
「一旦話をさせろ、…、!」
「ひとりでしていて奥に入って取れなくなってしまったんだろう?」
「聞かなくてもわかる。」
いつも俺をおかしくする真っ黒な目。
普段とは違う、食うぞ、という猛獣のような目をしている。
「清居少しこれ使ってみよっか、?」
「は…っ、?」
どこまでこいつは変態なんだ、
そんなことよりもこれを早く手放して貰わないといけない。
おれは平良が持っている操作機に手を伸ばし取り上げようとすると、いきなり中でローターが揺れた。
「ぁあ、”…っ、?//」
「ま、…っ、ひらぁ、…ッ」
「まだLv5だけど、気持ちいの?」
「うるさ、…っ、」
首を後ろ斜めに捻られ、開ききった口の中に舌を入れ、上歯をなぞるように舐め、舌を絡められる。
そのままローターのLvはどんどん上がっていき、かなり苦しい状態まで達していた。
「ぁ、…ぅ、ひら、ぁ、…ッ!//」
「止めろ、…ッ、//」
「今Lv15だから、あともう少しだけ、」
もう少し、?
それ以上はLvなんてなかったぞ。
そう思い、気を抜いた途端、中のものが一気に激しく動き出した。
「んぁ、…ッま、ぅ、…もう…いくっ、!//」
「イっていいよ、」
勢い良く射精した後、徐々にローターのLvが下がっていくのがわかった。
ようやく動きが止まると平良はぐしょぐしょになった穴に指を入れ、ローターを掻き取り出してくれた。
「ん、はぁ、…っ、//」
「き、清居、入れてもいいかな、?」
「ん、…ッ、来いよ、変態…笑、//」
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2人は結局朝までヤりました。
𝕖𝕟𝕕 𓂃 𓈒𓏸
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あとがき
pixivで書いた作品そのままコピペして貼っつけただけです🫶💞
美しい彼ほんとにお勧めなので皆さんみてみてください🤲
私も気に入った作品があればこちらでも何個か投稿したいと思ってますので気軽にいいねとコメントお待ちしております👍🙇♀️