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見守り隊リターンズ(エマ&レイside
──朝。
ノーマンの部屋。
カーテンの隙間から差し込む朝日。
そして布団の中には……ノーマンとルーマリ。
静寂の中、部屋の隅にふたつの影があった。
> レイ(小声)「……録画、回したな?」
エマ(小声)「うん、完璧っ……録画モード・静音・高画質!」
レイ「プロすぎて怖ぇよお前。」
そう、彼らは最初から見ていたのだ。
ノーマンが布団から抜けようとして、
ルーマリが裾を掴むところも──
その瞬間ノーマンが固まり、顔を真っ赤にして悶絶したところも──
**すべて、録画済み。**
> エマ(小声)「……ねぇレイ、これさ……もう、尊すぎて爆発するやつじゃん……!」
レイ(小声)「あぁ……ノーマン……お前も成長したな……!(涙)」
> エマ「泣くの!?いま!?(小声)」
レイ「だって……っ……前は感情死んでたやつが……
今は“可愛いの暴力”とか言ってんだぞ!?(嗚咽)」
エマ「そこなの!?泣くポイントそこ!?」
エマは小声でわたわたしながらも、
ルーマリがノーマンの服をぎゅっと掴んで寝息を立てているのを見て、
頬を押さえた。
> エマ(小声)「うわっ…もう…ルーマリばか可愛いんだけど〜〜!!」
レイ(小声)「分かる(即答)」
エマ(小声)「ちょっとノーマンそこ代わって!?今すぐ!!!」
レイ(小声)「お前、理性どこ置いてきたんだよ。」
> エマ「いやでもあの寝顔見てみ!?天使だよ!?天・使!!」
レイ「ノーマンもルーマリも天使だよ……(号泣)」
エマ「え、なに?天界!?ここ天界!?(小声でツッコミ)」
──その間もノーマンは、
ルーマリを抱きしめたまま幸せそうに寝言を漏らしていた。
> ノーマン「……ふふ……ルーマリ……」
> エマ「ほらぁ!!出たぁ!!名前呼びぃ!!!」
レイ「……もう完全に恋愛ドラマの最終回だろこれ……」
エマ「タイトルつけるなら“可愛いは正義〜ルーマリ守る僕〜”だね!!」
レイ「ダサい!!」
ふたりは物陰でコソコソしながら録画データを確認し、
**“永久保存版”**のラベルを貼った。
> エマ「これ、エマの宝物フォルダ行き〜!」
レイ「俺の“黒歴史じゃないけど保存しとくフォルダ”にも入れとくわ。」
エマ「名前のクセ強い。」
ふたりが静かにその場を離れようとしたその時——
> ノーマン「……エマ、レイ。そこにいるの、分かってるよ。」
ピシィィィン。
> エマ&レイ「(同時に)……っ!!?」
スローで振り向くと、
寝ぼけながらも微笑むノーマンと、
その腕の中のルーマリ。
> ノーマン「録画データは、あとで僕に提出してね?」
レイ「(ひぃ)了解ですボス……」
エマ「(震え声)こ、コピーは取っていい……?」
ノーマン「ダメだよ。」
──その朝、見守り隊は静かに壊滅していった────
────
えー?♡100〜!?
え〜??????????????
はーやーくーなーい???????
ありがとおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!
設立夢小説記念&♡100記念(?
2025/11/01