立川基地にて。
「あー…あかん、めっちゃ浮かれてまう、」
初めてだった。あの鳴海隊長から電話がかかってくるなんて。正直、かかってきた時は心臓バクバクで声が震えないか心配だったくらいだ。
だってあんな可愛ええ誘われ方したら、誰やって期待するやろ。
「珍しいですね、副隊長がそんなにウキウキしてるの」
「…おぉ、カフカか」
…なぜ独り言を呟いたときに限って周りに人がいるのだろうか。そう思わずにはいられない。
「何かいいことあったんすか?」
「まぁ、せやな」
「え、教えてくださいよ」
「えぇ?大したことやあらへんよ」
「気になるじゃないっすか!」
「なんやそれ笑」
「…んー…好きな人に、夜呼ばれてん」
「えッ!?!?」
「そ、それってそういう意味ってコトですか…?」
「どやろ、分からん」
「てか好きな人いたんすね」
「おん、割と前から好きやってんけど」
「この前やっとアプローチできたと思たら2週間音信不通やったし」
「えぇ…?」
「でも可愛ええ人やねん笑」
「副隊長がそこまで言うなら、絶世の美女なんでしょうねぇ」
「いや?顔立ちはキレイな方やとは思うけど」
「へぇ〜」
「っと、余計なこと喋りすぎたな」
「カフカ、このことは他言無用やで」
「了!」
「あ、せや」
「夜遅くまで勉強すんのも程々にせなあかんよ?」
「ウッ、了…」
「笑」
「ほなまた明後日な」
「はい!」
「…明後日?明日非番入れてんのかな…」
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