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るるぅ⚡️🌷
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第六話 意識
今日はjpとデートする日。
2人で話し合った結果、行く場所は水族館というデートのド定番中のド定番の場所となった。
午前9時。駅前で待ち合わせ。
それだけ決めてあとのプランは全てjpに任せることになった。
集合時間の10分前に着くように俺は駅前に行った。
待ち合わせ場所に行くと1人の青年がそわそわと落ち着かない様子で立っていた。
jpだった。
しかし、その姿を見て俺は少し戸惑ってしまった。
jpの服装がいつもより大人っぽく、髪もキチンとセットされていたのだ。
tt(な、なんかいつもと雰囲気全然違くない…?)
動揺しながらも俺は恐る恐るjpに近づく。
tt「おはよ」
jp「あっ、先輩…!」
俺に気付いたjpは、
jp「お、おはようございますっ!!//」
いつもと変わらず慌てふためきながら挨拶を返してきた。
…なんだ、いつものjpじゃないか。
見た目こそいつもと少し違うものの中身のヘタレっぷりはなおも健在のようだ。
tt「今日はよろしくな〜」
jp「は、はいっ!」
上擦った声でjpは返事をする。
tt「服装もなんかめっちゃいい感じやん。似合ってる。かっこいいで〜(ニコニコ)」
jp「かっ…!?//いえっ…そんな…その…///」
途端、jpは顔を真っ赤にして俯く。
jp「yaくんに色々アドバイスもらって…//普段こんな格好しないし、髪もなんか違和感がすごくて…。似合ってるか不安だったんですけど…先輩にそう言ってもらえて嬉しいです…//」
jpは俯きながらも心から嬉しそうにそう呟いた。
そして急に顔を上げ、俺のことを真っ直ぐ見つめて、
jp「あ、あのっ!tt先輩もその…すっごくすっごく可愛いです!!///」
tt「へ…?//」
まさかの直球で誉めてきた。
tt「あ、ああ…そうか//…ありがとう」
これは流石に予想外だったため、普通に照れてしまう。
tt「えっと…じゃあもう行こっか。今日は俺のこと、エスコートしてくれるんやろ?」
少し居心地が悪くなって、俺はなんとか自分のペースに戻そうとする。
jp「は、はい!もちろんです!」
jpは張り切った様子で返事をした。
・・・
水族館に着き、俺たちは順番に水槽を巡っていく。
tt「わあ〜!水族館なんてめっちゃ久しぶりやわ!」
久しぶりに来た水族館に俺はかなりテンションが上がっていた。
子どもみたいに水槽に張り付いてはしゃいだ声を上げる。
tt「jp!見て見て!サメ!サメやで!かっこいい〜!!」
満面の笑みを浮かべながら俺はjpの方を振り返る。
その瞬間、
パシャっ
tt「へ?」
シャッター音が響いた。
同時に俺の目に入ったのはにやけながらスマホを構えているjp。
tt「お前っ…!今撮ったな!?」
jp「え、あ!?す、すみませんっ!!」
jpは慌ててハッとしたような顔をし、謝ってくる。
jp「その…はしゃいでる先輩があまりに可愛くてつい写真に収めておきたくなってしまって…勝手に撮ってすみませんでした!!」
tt「かわっ…!?//」
こ、こいつは何言って…!?///
tt「お前…まさか今までもこうやって盗撮とかしてたりする…?」
jp「それはしてませんっ!!」
tt「…ならええんやけど」
こいつは多分嘘つけるようなタイプとちゃうやろうし、今まで盗撮してないというのは本当なのだろう。
tt「…なあ、今撮った写真見せて」
jp「え?」
tt「半目とかで写ってたら嫌やから。確認させて」
jp「は、はいっ!」
jpスッとスマホを差し出してくる。
俺はそのスマホを受け取る。
撮られた写真を見てみると中々いい感じに撮られていた。
tt「ふ〜ん、まあええんちゃう?…なあ、jp」
jp「…?はい」
俺はちょいちょいっとjpを手招きする。
俺の方に近づいてきたjpの体をグッと引き寄せ、俺はパシャリと写真を一枚撮った。
jp「へっ…!?///」
tt「お〜結構いい感じに撮れた!」
jp「い、今のっ…!?//」
tt「jp〜あとでその写真送ってな〜」
jp「先輩と…初ツーショット…//はわわわわっ!?///」
余程驚いたのか、jpは今撮った写真をまじまじと見つめながら慌てふためいている。
…別に、今のはただの気まぐれだ。
向こうが不意打ちで写真を撮ってきたから俺もやり返しただけ。
ちょっと…照れさせられたのが悔しかったから、やり返した。
それだけ。
俺の方からやり返したんだから…
tt「……ッ//」
俺まで照れてるなんてそんなこと…きっとあるはずない…///
・・・
水族館内を見回っているうち、次第に人が多くなっていた。
休日ということもあってか、家族連れの人が多く見られる。
人混みで進むのも少し苦労してしまう。
jp「人多いですね…」
tt「そうやな」
その時だった。
tt「わっ…!」
人に押されて、俺はバランスを崩してしまう。
jp「先輩っ!?」
jpが咄嗟に俺の体を支えてくれる。
jp「大丈夫ですか?」
tt「う、うん…」
jp「…っ!?あっ、す、すみませんっ!?///」
しかし、咄嗟のことだったとはいえ俺の体に触れてしまったという事実に動揺しているのか、jpが急に慌てふためき出した。
tt「…w変なやつ。助けてくれたのになんで謝んの?」
そんなjpの様子を見て、俺はつい吹き出してしまう。
jp「うっ…す、すみません…//」
tt「また謝ってるし…w」
jp「あっ…//」
jpは恥ずかしそうに目線を逸らす。
jp「あの…先輩」
tt「ん?」
jp「えっと…その…提案なんですけど…!//」
tt「うん」
jp「もしよければ…手繋いでもいいですか?//」
tt「…え」
jp「ひ、人も多くなってきたし!さっきも先輩転びかけてたし!その…//」
jpは上目遣い気味に、頬を赤く染めながら、
jp「俺が…先輩と手繋ぎたいから…//ダメ…ですか?///」
tt「っ!?!?///」
ぶわあっと頬が熱くなるのを感じる。
こいつ…ヘタレのくせに時々積極的で少し困る。
yaくんの入れ知恵か?
どこでそんな技術仕入れてきたのやら。
tt「…ダメじゃ、ない…//」
なんとか俺は声を絞り出し、そっとjpの手を握った。
jp「っ!//」
tt「これでいい?//」
jp「っ…、は、はいっ…//」
お互い視線を合わせることはない。
でも、確かにぎゅっとその手は離れないようしっかりと繋いでいる。
…あれ?おかしいな。
水族館には魚を見にきたはずなのに…さっきから水槽じゃなくて繋がれた手に、指先に意識がいって…
tt(魚なんて…見てる余裕がない…///)
続く
コメント
9件
最後のイラストめっちゃ可愛いです!やはりjpttこそ至高✨️
御馳走です お腹いっぱいです
ご馳走様ですー! フォロー失礼します!