コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
こんにちはー
では
カラ松「夢か?」
ほっぺを摘む
思いっきり引っ張ったらすごく痛かった。
夢じゃない?
カラ松「本当に。」
本当に消えてしまったのか。
ふと思いついただけなのに。
これが自業自得というのだろうか。
空っぽだな。
見た目も。
中身も。
カラ松「ははッw」
おっと。
なぜか笑いがこぼれてしまった。
そういえばものは持てるのか?
あ、持てた。
物には触れれるがものによってさわれない。
どうやったら伝わる?
バット、フライパン、石臼、どんぶり、花瓶…
これは触れる。
縦長い木も触れるようだ。
縄も
水も。
鉛筆が持てない。
え、
ペンも。
紙もか。
触ろうとすると透ける。
きっと主が邪魔だったから消したのだろう。
ほんと性格悪いよな。
はぁ、
おそ松「たっだいまぁ!」
チョロ松「うるさい、」
はぁ、と疲れたようにチョロ松が寝転ぶ。
おそ松「あああああああああああ!」
チョロ松「うるさい!」
おそ松「ぴぎぁあああああああ!」
チョロ松「うるっっせぇ!!」
おそ松「ひまぁぁぁ!」
チョロ松「うっせぇっつってんだろ!」
ベシッッ
お、いい音が鳴ったな。
おそ松「そこまでするぅ〜?可愛くねー、ムス」
チョロ松「んなッ!」
チョロ松「お前さっきから聞いてりゃさ!?」
チョロ松「ネチネチネチネチ……………」
おそ松「いや〜…ごめんって?反省してんじゃん?w」
どこがだよ!
と思ってしまった。
チョロ松「はー、次また同じようなことしたら家出すから!縁切る!」
前もこんなことおそ松に言ってたよな。
それだから成長しないんだよ。
あ、
今ならチョロ松にぎゅーってできるぞ!
いつもできてないし。
たまには、弟に甘えたい。
カラ松「チョロ松〜〜〜〜!」ニコニコ
ギュッと抱き付けるわけもなく
ドンッ
カラ松「いったぁあああああ!ボロボロ」
床にぶつけた。
チョロ松「今後ろちょっと揺れたんだけど!?」
おそ松「え、透明人間じゃね?ww」
おそ松兄さんはノリで言ったことが当たってすごいな。
チョロ松「は?何言ってんの?」
チョロ松「そんなのいるわけないじゃん。」
残念だがいるんだよなぁ…
ここに、
十四松「どぅううううううううんッ!!」
チョロ松「うぇ!?」
おそ松「ボゥエッ」
十四松「あ、ごめんね!あんまり力入れなかったのに…」
十四松「おそ松兄さんらへんからカラ松兄さんの匂いがしたから!ニコ」
十四松は嘘をついてない。
十四松「なんかさ!カラ松兄さんの気配する!気がする!」
おそ松「ゲホッケホッ」
おそ松「お、俺もちょっと思った!」
カラ松「すげぇ!」
十四松「誰か喋った!?」
チョロ松「誰も喋ってないけど…」
カラ松「十四松…恐るべしブラザー!」
十四松「ちょっと一松兄さん呼んでくる!」
おそ松「え、呼んでも意味なんて…」
十四松「あるよ!」
一松は俺になんて興味なんてないのに
なんで呼ぶんだ、
一松にまた迷惑をかけてしまった。
これは十四松のせいじゃない
全て俺の…
一松「……天使に呼ばれてきたけど………」
一松「なに…ゴミなんて来ても意味ないと思うけど…」
おそ松「カラ松がさぁ?」
一松「クソ松かよ…」
すまん、
俺のことなんて考えたくないよな。
迷惑だよな。
ごめん。
一松「お前らが考えたら?何かよくわかんないけどなんか起きたんでしょ。」
俺は、必要とされないから。
どうでもいいんだ。
わかってる。
わかってたんだ。
おそ松「そんなこと言うなよぉ〜…」
おそ松「カラ松が透明になってしまったんだ。」
十四松「いや、まだわかんないけどね!気配するだけ!」
おそ松「十四松の言うことはきっと間違ってないと思う、だって人間超してるし?」
一松「あ、あんなやつ消えたって誰もこまらねぇし、」
一松「クズナルシスト厨二なんて誰が好くか。」
一松「あんなやつタヒんだ方が…!」
おそ松「…落ち着けよ、笑」メガワラッテナイ………
少しでも、
少しでも期待してしまった自分が恥ずかしい。
カラッポなことはよくわかってる。
よく分かってても。
期待してしまう。
左胸の穴には、
なにも、
ない
「お前には生きる価値などない。」
と言われているよう。
もう。
今は。
何も、
何もわからない。
カラッポだから