凛、その他「」 冴『』
アイスを買っていつもの場所に座る。
袋を開けて一口食べる。
隣で一言も話さずただ、夢中でアイスを頬張っている兄ちゃん。
凛「そんなに口いっぱいにして頭キーンってならないの?」
冴『別、、に』
凛「絶対今なっただろ」
冴『なってねぇ』
凛「そんなに早く食わなくて良いだろ」
冴『お前が遅すぎなんだよ、いっつもアイス垂れてるじゃねぇか』
凛「普通だろ。」
また無言になった。
最近まともに話してなかったから、なんか話が途切れるな。
…もし今名前で呼んだらどんな反応するのかな。
でも怒られるかも。
それでも呼んでみたい。
冴『食べ終わったか?』
凛「え、あ、うん」
冴『まだここに居るか?』
凛「…うん。」
冴『帰る時言えよ』
凛「分かった。」
ここは覚悟を決めるしかないのか?
言うなら今しかない。
一か八か賭けにでるか。
凛「…冴、」
冴『…は、?』
やっぱり怒られるかな、?
不安で胸がいっぱいだった。
顔を窺っていると、どんどん兄ちゃんの顔が火照っていった。
それを見て思わず声がこぼれる。
凛「え…?」
冴『っ、顔見んな…いきなり名前で、どういうつもりだよ、お前』
凛「なんか、、呼んでみたくて?名前で呼んだらどんな反応すんのかなって…」
冴『、変な事すんのやめろ。気が変わった、もう帰るぞ』
凛「あ、!置いてくなよ!」
なんでか分からないけど、兄ちゃんが凄く可愛く見えた。
帰り道、兄ちゃんのあの顔を思い出すと俺まで顔が赤くなった気がした。
いきなり名前で呼ばれたとき、一瞬何が起きたのか分からなかった。
理解してから、自分でも顔が火照ってたのが分かった。
どうして凛が名前で呼んだのか、色々と驚いたが何故か嬉しい気がした。
きっと今もまだ顔が赤いだろうな。
(あら可愛い糸師兄弟♪今回は ナハトムジーク これもまたミセス(*•̀ᴗ•́*)👍良いんだよ、全部神曲なんだよ、仕方ないじゃないか。そろそろ徐々に不穏になって欲しい。)
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コメント
2件
今度曲聴いてみるね! 糸師兄弟確かに、可愛い…てぇてぇですなぁ