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爆発した設備(2018年7月22日撮影)爆発事故により壁と屋根が吹き飛び鉄骨だけになった社屋(手前)、爆発と火災で倒壊した社屋(奥)(2018年7月22日撮影)爆発事故により崩壊した設備(2018年7月22日撮影)
平成30年7月豪雨によって工場が浸水し、溶解炉に水が入って大爆発を起こした[9]。
工場のすぐ東側には高梁川、西側は新本川(しんぽん)が流れ、2つの河川の間に工場が位置していた[5]。過去にも大水の際は敷地が浸水したことがあった[10]。連日の雨により周囲の川の水位が上昇し、従業員は危機感を持っていたが、上司は操業を続けるように指示していたという[11]。7月6日早朝からアルミニウムの溶解炉の停止作業が行われた[12]。午後8時頃からは、溶解炉の中の溶解アルミニウムを取り出す作業が始められたが、その時には川が氾濫注意水位を超えていた[10]。当時運転中だったのは容量40トンの溶解炉であったが、全て取り出す前に工場が浸水し、午後10時に炉内に溶解アルミニウムが20トンほど残っている状態で全職員が退避した[12][10][1