コメント
6件
私今こんな表情(Ü)
さこっさこさこさささ鎖骨?! 美味しすぎる何だこれ
ナチ日帝だー!!!!えめっちゃ好きです!噛み跡残して無理やりちゃんとした服装になるようにするの好きすぎます🫶最後ちょっと不機嫌なの可愛いね!
とある日の休み時間、ナチスは三年の教室に来ていた。
理由は一つ。風紀委員として、「アイツ」の事をちゃんと指導しなければいけないのだ。
「何だよ、呼ばれたと思ったらまたお前か…」
首に手を当てて見上げながら、日帝はめんどくさそうに言う。
ナチスは呆れたように口を開いた。
「またも何も、そろそろ折れてくれないか。ちゃんと制服を着るのがそんなに難しいか、お前は? 」
「はいはい、風紀委員サンはいつでも真面目ですねー」
「あー…何度も言うがな、暑いからってズボンを折るな。ちゃんと膝の下まで履け。それと胸元を開けるのもやめろ。」
「うるせ…」
目を逸らす日帝にナチスは眉をひそめ、何か言おうとするが、それはチャイムの音にかき消された。
「まぁた風紀に言われたって?」
けらけらと笑いながらソ連は日帝に話しかける。
学校の帰り、ソ連と日帝は家が近いのもあり、いつも一緒に帰っているのだ。
「本っ当、そろそろ諦めてくんねーかな…」
「アイツは一回決めたら曲げないしな。ま、素直に聞いた方が良いんじゃねーの」
そう話しながら廊下を歩いていると、突然後ろから肩をぽん、と叩かれる。
二人が振り返ると、そこには少し難しい顔をしたナチスがいた。
「…ソ連、こいつ少し借りるぞ」
「え?おう、分かった」
日帝が何か言う前にナチスは手を引き、なぜか階段を上がって三年の教室へと向かって行った。
もう全員帰っていたようで、教室には誰も居なかった。それを確認したナチスは少し口角を上げる。
壁際にある日帝の席に歩いて行き、何しに来たんだと言おうとする日帝を乱暴に引っ張って机の上に座らせた。
「ナチ?」
目の前の男は一体、何をしようとしているんだ?
警戒する素振りを見せた日帝の腕を固定すると、空いている鎖骨に顔を寄せた。
「いっ゛…た、?!」
突然そこをがぶりと噛まれ、日帝は思わず声が出る。
その牙は膝に向かって行き、そこにも同じような痕を残された。
状況が理解出来ない日帝は文句を言おうとするが、ナチスは顔を近付けその声を遮る。
「言葉で納得出来ないなら行動で示すしか無いんだ。消えたらまた付けるからな。」
「はっ…?」
喚く口を塞ぎ、ナチスは日帝の服に手をかける。
これから自身が体験する事を理解した日帝は、抵抗を諦め、ぎゅっと目を瞑った。
「お、今日はちゃんと着てるんだな 」
後日廊下ですれ違った時、にやりと笑ってナチスは日帝を見下ろす。
不機嫌そうな舌打ちを残して、日帝は歩いて行った。