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私は高校2年生の中村(ナカムラ)亜美(アミ)。フツーに学校生活をおくっているけど、友達は少ない。多分、同じ中学の人が少ないからっていうのもあると思う。だけど、1人だけ、同じ中学の人がいる。それはね。
「ねぇ亜美!今日遊ぼうよ!」
「優太(ユウタ)じゃん!良いよ! 」
「やったー!!」
私と優太は4年生になってから友達になって、毎日公園で遊んでいた。でも、ある日
「ねぇ、中村さん。」
「なぁに?」
「何で石井さんの分のおかず、いつも食べてんの?」
「え、だって、優太、石井さんは食べられないって、」
「そんなこと言って、自分が食べたいだけじゃないの?www」
そう言われて、私の顔は真っ赤になった。確かに、優太は食べれないと言っていたから食べていたけど、本当に自分も食べたかったから。私は、その時、「別に食べてもいいじゃん、何がだめなの? 」と言い返したかった。だけど、言えなかった。
そう言われた次の日から、私は優太の分のおかずを食べなくなった。そして自然と優太と距離を置くようになった。それから石井優太と同じ中学に入って、まさかの高校も同じだったということ。あの時からもう話さなくなって、中学も高校も話してない。名前を呼ぶ時も、苗字で呼んでる。もう話さないのかなって思ってた。また優太と公園で遊ぶことはないなって思ってた。
だけど、少しちがったな