それは酷い雨の日でした
米軍との戦いが激しくなり
子供たちを避難所に避難させてた
でも1人残っていたのです
その子は外国人のような見た目だったからアメリカ人だったと思われる
金髪のストレートに白い深い瞳
黒いワンピース
その子の名前は…イブ
その子の口癖は「お父さんは私を捨てた」
その子ももちろん避難させた
その2日後その子は居なくなった
その日の夜聞いた言葉が
「この子の事はどうか忘れないで」
男性の声だった、父親だと思われる
私は今思うと聞き覚えがあった、BOSSだ
BOSSの声に今はすごく聞こえる
イブの父親はBOSSだった
その1週間後
子供たちの最後の一人が亡くなった
米軍が殺した
私は子供たちを守れなかった
イブも子供たちも
でも私もあっけなく死んだ
米軍に殺されてあっけなく
殺された瞬間はあぁ私死ぬんだなとしかおもわなかったけど
今思い返せば、私の手で守れる命は全て守りたかった、自分が死ねば、沖縄、琉球は終わったことになる
それで良かったのか
良かったの…かな
✂︎——————キリトリ線—————–✂︎
大阪「その後沖縄は死んだ」
大阪「終わった王国になったんだ」
おかか「…」
大阪「ところで…」
大阪「ワイ、イブに心当たりあんねん」
おかか「誰だ…」
大阪「金髪ストレートに白い深い瞳…」
大阪「まさに長崎や」
おかか「長崎…」
おかか「お前の世界のやつか」
大阪「それ以外ないやろ…」
大阪「あいつは今幸せそうやで」
おかか「!本当か」
大阪「あぁ恋人やって居るんや」
おかか「そうか、イブにも恋人が…」
おかか「生きててくれて良かった…」
大阪「ん?あぁ」
大阪「そろそろこの長話も終いにしよや」
おかか「帰るのか」
大阪「そろそろリミットや」
おかか「リミット」
大阪「能力の、タイムスリップできる時間のな」
大阪「またな琉球」
おかか「!またね!大阪さん!」
大阪「(なんや覚えとるやん)」
大阪「沖縄なってくれたらまた会おな」
おかか「もちろん!」
大阪「…」ニコッ
シュウ
おかか「消えた…」
おかか「私のこの人生にもリミットを迎えされるか」
…グサッ
バタッ
✂︎——————キリトリ線—————–✂︎
なづ「あの人について調べなきゃ」
なづ「能力について…」
猫「ミャーミュミー(夢見の神についてもね)」
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1回書いたの消えて泣く