今回は何も手を出さない
回数を重ねて手を出していくんだ
黄「お邪魔します」
青「冷蔵庫にビールあるから好きに飲んでいいよ」
黄「ありがとうございます!!」
そう言い君は俺の罠にどんどんかかっていく。
青「隙だらけだな」
とつい口にしてしまう。
君は遠慮しながらも少しづつビールを飲んでいく
少し酔った君と喋る俺
その時俺はこの先することなんて忘れて、
ただこの状況が終わらないことを願っていた。
まぁ叶うはずがないんだけれど
机の上にあった黄色のスマホが震える。通知が来たようだ。咄嗟に見てしまう。
『青さんの家行ってるんだよね?
帰ってくるの遅いけど大丈夫?』
by赤
地面に突きつけられるようだった。
まだ帰っていないことが分かるってことは
してるってことか?
青「あの、えっと」
黄色は俺の目線の先を見て答える。
黄色「赤さんに気持ちを伝えたら『同棲からね』って言われて、今一緒に生活してるんです!」
青「そ、そうなんだ」
青「今日はもう遅いし、帰りなタクシー代出すよ」
この時の俺はどれだけ焦って話していたんだろう
自分でも分からないや
黄色「?ありがとうございます!今日はありがとうございました。また呼んでくださいね!」
また……か君が存在してたら
また誘ってあげるよ
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