まいたけside
屋上でサボってたら珍しく人が来た。柵の外側に立とうとしててでも俺は屋上に人に来ることなんて珍しいからつい声をかけてしまった
❤️「なにしてん」
声をかけた時そいつはびっくりしたようにこっちを見て何か言いかけていたけど何も言わずに俯いた。でも何となく今からやることは分かる。【飛び降り】だ。死のうとしてんだこいつはそんなの残りの人生がもったいない止めよう
❤️「やめときなよ飛び降りなんて。俺人の死体見るの苦手やし死体ぐっちゃぐちゃになるんだからやめな?」
自分なりにとめた。そしたら越えようとしてた柵から戻ってきてまた黙り込んでしまった
❤️「ねぇー少し2人で話そー?聞いてる?ねぇねぇ…ってなんで泣いてんだよ」
💙「泣いてないし…」ポロポロ
って涙を流しながら行ってきた。説得力ねぇーてか腹減ったな。そうだどうせならこいつ誘って飯食おうってなってこいつの代わりに財布を取りに行った。そしたら上から水かけられて変な人に絡まれたわ。でもその人たちのおかげでそいつの名前がポケカメンってことがわかったしまぁいっか。ポケくんって呼んでやろ
❤️「ポケくん何食いたい?」
💙「俺の名前なんで知ってんの…」
❤️「なんかお前と同じクラスの人がポケカメンって言ってたからポケくんって俺が呼んでるだけ」
💙「へぇー…」
❤️「で、食べたいものないん?俺チョイスでいっちゃうよ?」
💙「食えればなんでもいいよ任せる」
❤️「じゃあラーメンで!」
ラーメン屋
❤️「そういやポケくんっていじめられてんの?なんかしたん?」モグモグ
💙「俺の存在が嫌いなんだってだから今日飛び降りでいなくなろうとしたのに…お前が邪魔するから」
❤️「あーごめんごめんw声かけずにはいられなくてさー。やり返しとかしないん?」
💙「しないというよりできない。俺弱いし」
❤️「ふーん。まぁ死ぬなよ俺が一緒にいてやるからwww」
💙「どーせ裏切るくせに……」
❤️「あ?なんて?」
💙「んーんwなんでもない。ラーメン伸びるよ」
❤️「あー、そうだな」
❤️「ポケくん家どの辺なん?」
💙「学校から電車で一駅、そっからチャリで15分くらいのところ」
❤️「意外と遠いんやな。」
💙「まいたけの家はどの辺?」
❤️「俺はチャリで30分くらいのところー近いだろ?」
💙「いいね近くて」
❤️「まぁそもそも学校行かないんやけどさ」
💙「なんで来ないの?なんか理由でもあんの?きたくない」
❤️「まぁ色々あんのよ。お前は気にしなくていーの」
いつか俺の隠し事もこいつにいわなきゃ行けなくなるのか…
コメント
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…あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!!尊い…二人の視点出してくれるの神すぎます、まじでまいポケ、ポケまい出してくれるの方少ないからめっちゃ嬉しいです