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最後のセリフ…ソ連が言ってたなら他のとこと内容が一致しないし、アメリカなら少し引いてしまったとか言ってるけど本当は両思いだったって事になるし…うーん最高
めっちゃいいわ。。。 ソ連とアメリカは最高
「ん…?」
目を覚ますと、視線の先にはは灰色の壁
「ここどこだ…?」
「さぁ、予想してごらん」
「は?」
声の主は元親友のアメリカだった
「ほら、何処だと思う?」
…ああ、思い出した
こいつかなり性格がめんどいんだった
「あー…ボストン」
俺は適当にアメリカの都市を答える
「お、正解」
「当たってたのか…」
「うん!」
元親友はニコニコと笑いながら元気よく返事をする
腹ただしいな…
「それで、この部屋は?」
「地下室だよ?」
「地下室…?」
なぜ地下室に…?
もう既に冷戦は終わった…
地下室に誘拐して何になるのだ?
「何故、地下室に?」
「神からの使命だ」
「神からの?」
いつもいつも、こいつは神からの使命と…
「そんなの理由になってはいないぞ?」
「事実だからそれ以外に理由など無いが?」
どうせ嘘だ、アメリカは嘘をつく時、必ず首を横に向けるんだから
「嘘だろう?他にも何かあるはずだ」
「だから無いって…」
「嘘をつくのはやめろッ!!」
「!」
アメリカは少し驚いた様子でこちらを見つめる
そりゃそうだ、アメリカの前でこんなに大声を発した事など1度もなかったからな
「アメリカ…俺はお前には嘘をついて欲しくないんだ…」
「…へぇ?」
「お前には正しくあって欲しい」
何故だろう
言葉が淡々と出てくる
もしかしたら、これが俺の本心なのかもしれない
「……あはは…」
「そう、そっか…」
アメリカは俯きながらそう答える
「……アメリカ…」
もしかしたら悲しい思いをさせてしまったのかもしれない
「なぁ、ソ連?」
少しだけ、いい笑顔をしてアメリカは話始める
「俺さ、本当はお前が好きなんだ」
「は?」
アメリカの言葉に俺は思わず声が出てしまった
「好きなんだよ、ソ連…」
「お前のその可愛らしい青の瞳も、綺麗なうなじも…全部全部」
アメリカから向けられるその愛に、俺は少し引いてしまった
「あぁ…綺麗だ…全て……」
アメリカの声はいつもと少し違った
もしかしたら、これが本当のアメリカ合衆国なのかもしれない
「手に入れたかった、ずーっと」
目も、動きも、何もかもが違う
「好きだ…ソ連…可愛らしくも美しいお前が…」
なん…だ……こんな…こんなアメリカ知らない……
「なぁ…俺の愛を受け止めてくれソ連……」
違う…違う違う…こんなのアメリカじゃない…
「愛してるよ、ソ連♡」
知ってるぞ?
お前が俺の事をよく見てること……♡