目を開けると電気が光っていた
周りを見渡すと冷蔵庫や木造の少し高いテーブル、テーブル用の4つの椅子や少し離れたところにあるソファなど家として必要な家具が置いてあった
俺はゾム。神による試練で人間界に連れてこられた魔界に住む悪魔
隣ですやすや寝ているのはシャオロン。同じく連れてこられた天界に住む天使
俺はそんなシャオロンに目をやるとそばに紙が落ちていることに気がついた
「なんや、これ」
俺は紙を手に取る
そこにはこう書いてあった
〜試練のルール〜
一、正体がバレてはいけない
また、正体をバラすような行動も禁止とする
一、魔法を使ってはいけない
一、生活については__
と、基本的な生活のことや正体のことなどが書いてあった
また、何かあれば同様に落ちている無線機を使えとも書いてあった
「ん〜…ゾム…」
と、シャオロンが俺を呼ぶ声が聞こえ振り向くがどうやら寝言だったようで相変わらず、すやすやと寝ている
(…起こすか)
「シャオローン、起きてや〜」
「ん…ゾム…?」
シャオロンは眠い目を擦りつつ一度大きなあくびをしてから起き上がる
そして寝起きのシャオロンに俺はこの状況を説明した
「つまり、正体バレずにミッションやれってことか」
「まぁせやね。ついでに言うと小さめのミッションが追加されることもあるらしい。確認はステータスでできるって」
俺はそう言ってステータスを開く
ステータスとはその人の個人情報全てが載っているものだ
そしてどうやら人間界用に少し改変されてるようだった
名前:ゾム,鳥井 希
種族:悪魔(人間)
年齢:15歳
属性:闇、炎
(とりいのぞむ、か…)
そう思いながら読み進めると下にミッションという欄が追加されていることに気がついた
「ミッション、友達を作れ…」
「てことは学校か!?楽しみ!」
とはしゃぐシャオロンを横目に俺は少し重い気分になっていた
シャオロンは陽キャだが俺は違う。話しかけれる自信がない
(クラスで馴染めるかも不安や〜!)
そんなことを重い悩んでいる俺を見かねたのかシャオロンは
「大丈夫やって!俺達悪魔と天使やで?チヤホヤされるに決まっとるやん!」
とニカッと笑う
チヤホヤ、か。なんともシャオロンらしい考え方だと思い俺もつられて笑い『せやな』とだけ言っておいた
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皆様、遅くなりましたがご入学・ご進学おめでとうございます。
(以下タメ⚠︎)
ちょっと時間経ったしそろそろ慣れたかな〜って人もおると思う!新しい出会いはありましたか〜?
僕は関西出身関西育ちのバリバリ関西人やねんけど、コミュ障でおもろさとかあんまし考えずに話すんでね、アドバイスとかは無理やねんけど…
結局は一緒に居て楽しい人といるのが一番!実は案外みんな1人でいる子のことよく見てるので、友達まだ居ない…って人は陽キャとか優しそうな人に喋りかけてみるといいかも!
以上関西人コミュ障からのアドバイスでした〜笑
ばばーい!
(1話目変な終わり方してすみません!んでもってこっちも変な終わり方ですみません)
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