「それは─」
「糸目のオカッパとか、第1部隊来んなとか言うてきたり、会う度に喧嘩腰やったりしたやないですか!」
「そんなもん当たり前だろ!」
「…ボクが、おまえのこと好きって、悟られない為だ」
「おまえは察しがいいと言うか、いらんところで鋭いと言うか…だから、その…」
「バレないように、ってことですか、?」
「…あぁ////」
「ッ…!////」
「…というか、そもそもボクは保科に嫌いなんて言ったことはないが」
「!た、確かに…」
「っいやでも、あの態度は誰だって嫌われとると思うやろ!」
「嫌いなわけあるか!」
「じゃあなんなん!?」
「ッ好きだって言ってんだろ!!////」
「ッ〜!!////」
「でも、なんで僕なん…?僕、男やで…?」
「そんなことは分かってる」
「じゃあなんで…」
「初めておまえに会ったとき、その紅い目に惹かれたんだ」
「目…?」
「いつもは細められているその目が、こちらを向く瞬間に大きく見開かれたのが─そのときの目の色が、忘れられなかった」
「…////」
「それから、おまえの言動1つ1つに、姿に、声に…」
「全てに惹かれていった」
「も、もうええです…」
こんなに喋る鳴海隊長、初めて見るわ…////
「ひたむきに努力する姿も、隊員に対するお茶目な態度も、闘うときの雰囲気も、無理しすぎるところも、その髪も、声も、目も、唇も、身体も、ナカも」
「全てが愛おしく感じてしまうんだ」
「〜ッ!!////」
「も、やめてや…////」
「だから…保科」
「…はい」
「……好きだ、ボクと付き合ってほしい」
「っ…////」
「……ちょ、ちょっと考える時間貰えません…?」
「やらん」
「即答かい」
「今ここで返事をくれ。振ってくれても構わない」
「えぇ…」
嫌な訳ではなかった。嫌われていると思っていた相手から告白されたのだ。むしろ嬉しくもあった。
だが、立場というものや、世間の目もある。簡単に受け入れることは出来ない。
それでも。
「…そこまで言うてくれはるなら」
「…付き合いたい、です、////」
「、ほんとか!?////」
「はい、」
「でもその代わり」
「?」
「幸せにしてくださいよ?」
「〜ッ!!////」
「当たり前だ!」
「ふふ、ほんならこれからよろしゅうお願いします」
「あぁ、こちらこそ」
チュッ
「ん、」
「愛される覚悟しとけよ?笑」
「ッ…!?////」
end♡
コメント
3件
尊すぎてつらたんᐠ( ᑒ )ᐟ
おぉ、最高か?お主、めちゃ好み☆