にょたゆり太中短編集

はんこ注射の話

当然始まって変な感じで終わります

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

「ねぇ、ちゅーや。」

そう太宰がアタシに話しかける。

「なんだよ。要件があるならさっさと言え。」

「ちゅーやの腕、はんこ注射の跡あるよね？」

………………？

何を言ってるんだ、こいつ。

「アタシにある訳ないだろ？そもそも、アタシ達何歳だと……」

「ほらやっぱりあるよ！ほら！」

いつの間にか腕を捲られていて、そこには少し影は薄くなったが、くっきりとはんこ注射の跡があった。

かぁ、と顔が赤くなる感覚がした。

太宰にツンツンと触られ、笑われ、少し頭にくる。

「ねぇ、なんでこんなにまだくっきり残ってるの？わたしなんかもう見えないよ？なくなってるよ？すごいね〜」

頭に血が上るのがわかる。わかってしまう。

「手前…………」

なんかもう、、アタシ生理近づいてきてるのかな。イライラが抑えられない。

どうせ殴ってもこいつは避ける。なんどもなんども経験したからな、

我慢するかぁ………

そうアタシはため息をつき、太宰の煽りが終わるをずっと見続けた。

︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎

変な終わり方でごめんなさい🙏