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〈警察署〉
【今暇してる署員急ぎで大会議室に集まって!】
【了解!です!】
バウワー「みんな!集まってくれてありがとう!俺は状況がよく理解出来てないのでここからはなずぴに集まった理由を説明してもらう!」
なずぴ「なんででしゃばったんですかw」
「えっとですね!今日集まってもらったのは!さっき起きたユニオンヘイストでの敗因についてです!」
「慢心している訳ではないけど、さっきのユニオンは最初の流れは完璧だったはずなのに、たった一人の男によって半壊、そのまま流れるように崩されていっちゃったからね。その反省とあの男について知ってるものが居ないかという理由で集めたの!」
さぶ郎「…」
(言っていいのだろうか…正直いって長年の付き合いであれがぺんぱいって言うのは分かるけど、顔も見えてないし、証拠がある訳でもない…そんな状態でみんなの不安を煽るようなこと…)
新人A「僕その男が逃げる時に言伝を預かってるんですけど…」
ミンドリー「男はなんて…?」
新人A「その前に確認させてください。さぶ郎先輩、先輩はあいつが誰だか知っているんですか?」
さぶ郎「…!?…….なんでそんなこと聞くの?」
新人A「その男からの言伝はこうでした。」
「さぶ郎にごめんと、強くなったなと伝えてくれと。」
さぶ郎「…..」
(やっぱりあれはぺんぱいなのかな…)
ミンドリー「…」
「こんなこと考えたくは無いけど、さぶ郎、もしかしてその男…いや…彼は…」
さぶ郎「…..確証も証拠もないので断言する事は出来ません…さぶ郎も信じたくないです。」
「けど彼は…泣き顔の黒い仮面とを付けていました…そして何より…」
それを聞いた瞬間半年以上前からいる警官達に衝撃が走った。
「彼は…綺麗な金色の髪の毛で、生え際は茶色という珍しい髪色をしていました…。」
ミンドリー「…それはほんとなんだね…?」
さぶ郎「はい…信じたくは無いですけど。恐らく…彼は…」
「元ランク4 警部の黄金の世代が1人。」
警官達が無言になる。
新人A「伊藤…?ぺいん?って誰の事ですか?」
新人B「まさか…あの半年前に急に辞職して姿を消したって言う…?」
ミンドリー「そうだね…新人には話しておこう。」
「彼は、僕とらだおくん。皇帝と電波くんと同じ世代なんだ…」
新人A「すみません。先輩の世代には何かあったのですか?」
新人B「お前バカ!ミンドリー先輩が居る黄金世代は全員がたった1日で同じ日に警察に合格し、短時間で全員が上官へと上り詰めた世代だぞ!」
新人A「え…すご!?ってことはその伊藤って人も…?」
ミンドリー「そう…彼も僕と同じ黄金世代。その中でも圧倒的なオールラウンダーだった。」
ひのらん「おーるらうんだーって何だっけ(ボソッ)」
セリーヌ「オールラウンダーっていうのはですね。警察で言えばヘリも陸も海も全て安定的にこなせる様な人のことです!」
ひのらん「なるほどそれなら納得だ!伊藤は何でも出来てたからなぁ」
新人A「そんなすごい人がなんで失踪なんか…」
ミンドリー「それは僕たちも分かっていないんだ。だからこの半年間探し続けていたんだけど…こんな形で見つかるなんて…」
なずぴ「まだ…まだわかんないじゃん!証拠もないし!髪型だって珍しいだけで居ないわけじゃないし!まだ!決めつけるのは…早いよ…;;」
「それに、こんな事言うのもなんだけど、ぺいんぱいせんは安定的な強さだから、犬や猫を2対1で倒せるほど飛び抜けてはなかったはず…」
ミンドリー「そこが問題なんだ…」
なずぴ「え…?」
ミンドリー「もしその仮面の男、仮にXとして、それがぺいんくんだとしたら、あまりにも強すぎる…」
「これは同世代の人しか知らないと思うけど、ぺいんくんが飛び抜けているのは安定性よりもその成長速度にあるんだ…」
「もしあのレベルの高さで海も、空も、IGLやサポートなんかも出来てしまうのなら…」
「彼はたった一人で、黄金世代全員の優秀な部分が合体したような存在になる…」
「彼が単独でいるなら数でものを言わせられる可能性はあるけど、ギャング…特にアンブレラなんかに所属していた場合は…捕まえるのはかなり難しいかもしれない…」
「調査する必要がある…」
さぶ郎「さぶ郎に任せてください。少なくともぺいんせんぱいはさぶ郎の事覚えてるみたいだし、謝ってくれるような良心も少しだけ残ってる…さぶ郎は何か理由があると思うんです!だから、アンブレラに言って直接聞いてきます!」
ミンドリー「正直止めたいところだけど、今はそれくらいしかないしね…」
「今日はここで解散にしよう。みんな各々休憩や事件に向かってくれ。」
警察たち「了解しました!」