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にてこ
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#50人クラフトイラスト
とらげ@ゆらゆら🫠
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かえ×らば
リクエストありがとうございます‼️
かえside
物心つく頃から俺は家に一人だった。
所謂 鍵っ子 というやつで、父は俺が産まれる前に他界。
母は俺を養うためにずっと働いていた。
土日なんてないような生活で、心身共に疲弊していく母を見てることしか出来なかった。
「ねぇ、かえる」
「ん?」
「お母さんにね、大切な人が出来たの。」
衝撃だった。
俺はもう高3で、母の手から離れ始める歳だったから言ったのだろう。
「かえるが嫌だったら…」
「嫌じゃないよ。」
俺に母の幸せを制限する権利はないと思った。
ずっと母に幸せになって欲しかったから。
「母さんが幸せになれる方を選んでよ」
「俺はどんな道だろうと母さんについて行くよ。」
「っ!ありがとう…」
母が泣いているのを俺はその時初めて見た。
「ね、再婚するんならさ俺も会いたいな」
「どうせ大学卒業までは一緒に住むんだし」
「そうね、じゃあ日程を決めないとね」
母が言うにはその恋人も再婚で息子がいるらしい。
俺の3個上。大学3年かと思いきや就職しているとの事だった。
顔合わせの日がきた。
「かえる、緊張しないで。優しい人だから大丈夫よ」
母は相変わらず俺を心配していた。
「母さん、幸せになってね」
母はふとわらって
「何言ってんの笑 かえるも一緒に幸せになるのよ」
それだけで良かった。
「あ!こっちこっち!」
そう手を笑顔で振っていた男性は母の言ったとおり優しそうな人で。
「お待たせしました〜」
「あっ、息子の かえる です」
「江藤蒼弥です。よろしくね、カエルくん。」
「お願いします…」
「さっ!座って!」
「息子は今日仕事でね。らーばって言うんだ。」
「仲良くしてやってね」
「はい」
それから話して仲良くなって。
母はずっと笑顔で。
来週から一緒に住むことになった。
ピンポン
『はーい』
江藤家にお邪魔することになり、約束の時間にチャイムを鳴らす。
「あっかえるです」
『今あけまーす』
「いらっしゃい」
「へ?」
ドアを開けて出てきたのは知らないイケメンだった。
「まぁ入りなよ 」
「え?あ」
「初めましてだね〜らーばです。よろしくね?」
「かえるです。」
「よろしねー」
「ああの!」
「らーば でいいよ。」
「え!でも呼び捨ては…」
「俺も かえる って呼ぶからさ」
「じゃあらーば」
「ん?なぁに?」
兄となった人も優しくて、イケメンで。
「あら、もう仲良くなったの?」
「はい!可愛い弟です!」
「よろしね、らーばくん。」
「もちろんです」
俺の頭を撫でながら話す らーば。
頭を撫でられるのは久しぶりで。
なんだか幸せな気持ちになった。
それから らーば を呼び捨てで呼ぶのにも慣れて
家の物の置き場もルールも馴染んできた頃だった。
ガタン!
夜中に玄関から音がした。
「…え?」
怖かったけど、生憎両親は起きていない。
覚悟を決めて一人で見に行く。
「らーば?」
「…ん、かえちゃん」
酔っ払って倒れ込む らーば がいた。
「部屋いこ?」
「あるけなーい」
「はぁ?」
「かえちゃんがちゅーしてくれたら歩けるのに」
「何言ってるの」
これだから酔っ払いは…と思いつつ、酔っ払ってるなら記憶飛ぶかもだしな。
「いいよ」
「へっ」
俺は らーば に顔を近づけて口をつけた。
「俺の気持ちに気づかなかったおしおきね。」
「ぇ」
「俺、らーばのこと好きなのに」
「…」
「じゃあらーば一人で部屋行けるね。俺寝るから。」
「待って」
「なに?一人で行けるでしょ。それともキモかった?」
「違う。本当はこんな状態で言うはずじゃ無かったんだ。」
「あぁ。キスが冗談だったって?わかってるよ。、そんなこと」
「違う。」
「じゃーなに」
「俺も、かえちゃんが好き…その、性的な意味で。」
「はは、じゃあ両思いだったんじゃん。」
「うん」
「らーば、一緒に寝よっか。」
そうして俺はまたらーばに口付けをした。
コメント
3件
うわぁぁぁあ!好きすぎる本当に どうやったらそんなに書くのうまくなれるんだ!!
おお、第5話読んだわ!これは…酔ったらーばが可愛すぎるだろ!!普段の余裕あるイケメン義兄とのギャップがやばいし、かえるの「気づかなかったおしおき」発言には正直持ってかれたわ。互いに片思いだった展開、最高すぎん?家族になる前から心の距離は近かったんだなって感じられるし、ラストの「一緒に寝よっか」の流れがめっちゃ自然で良かった。続きはどうなるんだ…!?