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ときな
部下(男)side
今、本当に失敬ながらも我が主達に疑問を抱いている。
それは、我が主の1人、セカイ様の『瞳』についてだ。
俺たち常人には光の宿っていない、一言で言ったら真っ暗な瞳をしているように見えていた。だが、我が主達は違うようだ。
どうやら、あの人たちには“迷っている子供”の瞳にみえているようなのだ。
一度、なぜそう見えているのか聞いたことがある。
「…セカイくんの瞳?いやぁ、僕たちには唯の子供の瞳に見えるけど?」
「…それは、何故か聞いてもよろしいですか」
「ん〜…何でって言われても…あの子は、体と自己犠牲心だけが育った普通の子供なのだよ。
ほら、たまにいるじゃない。何でも自分が犠牲になればいいっていう人。そーゆー子だから。それだけだよ。」
「…少々私には理解できないような話ですね…」
「じゃあ他の奴にも聞いてみたら?まぁ、きっと僕とおんなじ答えを言うと思うけどね。」
そう素っ気なく言ったのはシン様だった。
それは、シン様の言った通り他の人に聞いても同じだった。
自分の目がおかしいのか、そう思ったこともあったが他の奴らもそう見えていると話していたのでその可能性は高くはない。
それに、この観察眼には正直自信がある。
セカイ様を怪しいとは一切思わないが、偶に不思議な空気を漂わせている。
めんどくさがりで、潔癖症で、感情表現が少なくて、怒るときでも無表情のまんまだし…
なにか、これこそが人間という感じで…
正直、私は神様でも何でもないのでわかりませんが、本当に人間とは深いものです。
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セカイくんはかわいいですけど、ちょっぴりこわいです。
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