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「西の国の庭園は薔薇が多くて綺麗ですね。」
「東の庭園はどんな感じなんですか?」
「東は…基本的に百合ですね。他にもお花は沢山あるんですけど」
「私も東の庭園、見てみたいです。」
「じゃあ明日僕と東の国に行ってみませんか?」
何この展開!私が推しとデートですって、!?
こんなのもちろんOKよ!
「いいんですか!?ぜひ!!」
「笑じゃあ決定で!」
笑ってる顔かっこ良すぎる…!
「噂ではロレアル嬢は怖い方だと伺っていたので不安だったんですけど…まさかこんなに愛らしい人だとは思ってませんでした…笑」
「愛らしい…ですか?」
「わ、振り返ると恥ずかしい…///」
何その照れ顔!反則すぎるでしょ…
翌日〜
「どこかお出かけですか?」
「ええ、3日間東の国に滞在するの。」
「3日間って…何かお仕事ですか?」
「旅行よ。イース皇子と」
「えええええええ!!!?」
「ちょっと、しーっ!お兄様たちには言っていないの。」
「じゃあ私との秘密ですねっ!」
「そうね笑」
1時間ほど経った頃〜
「お迎えに上がりました。ロレアル嬢。」
「よろしくお願いします」
「そのドレス、お似合いです」
確かにロレアルは顔すっごい美人だから何着ても似合うのよね…
3時間ほど馬車に揺られ到着
「わぁ…ここが東の庭園なんですね…」
「言った通り百合がたくさんあるでしょう」
「百合も薔薇と違う綺麗さがありますね。…ハクッシュン」
「花粉ですか?百合は花粉が凄いですし…違う所に行きますか。」
「ありがとう。」
気つかえるイケメンとか完璧じゃないの!
「ここが僕の住んでるお城です。」
「西と違って青色で統一されてるんですね。神秘的というか…」
「西は赤くて強い感じですよね〜、僕は西の城、結構好きです。」
「私も東のお城好きです!」
〜数分後〜
「ここです。この部屋は自由に使って大丈夫です!」
「すごい…私の家よりもずっと広いです…」
「お城は東棟以外は使って大丈夫ですよ。東棟は皇家の者しか入る事は許されていないんです。」
「分かりました!気をつけます」
こうして私の推しとの3日間が始まった…
続く