ドズル社二次創作/ DOZLE corp. fanart
フィクション/ Fiction
「Flower」
今にも雨粒が降ってきそうなくらいに燻んだ空の下、百日草を見つめる。
丘の上、一本だけ凛と咲いた百日草。
微かに香る雨の匂い。ぬるい空気。
花に触れた時。
雨粒が肌に着く。
湿った草、土の匂いが鼻をつく。
思わず顔を顰め、立ち上がって振り返る。
瞳がぼやける。ゆっくりと眼を閉じ、指でで瞼を擦り、眼を開くと、
微笑んで手を伸ばす貴方がいた。
自分も手を伸ばし、 しっかりと貴方の手を掴む。
“Prologue” fin
Next “Chapter1Bonjour”
結構伏線は多いと思う。
誰も来ない気がするけど、考察お待ちしております。
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