「ーさん!めめさん!おい起きろめめんともり!!」
「ん?どうしたんですかLatteさん」
朝方Latteさんに叩き起こされた。理由を聞くとまさかの政府から派遣された人がきて我々魔法使いがいることを知り戦おうとしているそうだ。急すぎて理解が追いつかない頭をなんとか働かせて策を練る。
「…とりあえず私が出ます」
『全員、家に中にいてください』
『…わかりました。でも師匠危なくなったらすぐ呼んでください』
レイラーさん以外の声は聞こえない。同意見と取っていい。
『私が誰だと思ってるんですか、めめんともりですよ』
「じゃあLatteさん、行ってきますね」
「気をつけて」
「誰です?私の安眠を妨害したのは」
「!探す手間が省けました。どうして火の村を滅ぼしたんですか?」
出てきたら女の人だった。彼女は顔の絵が書いてある紙を貼っていて表情が見えない。ただ殺意は感じられる。
「…私の意思ではないとだけ」
「へえ、貴方魔法使いですよね?しかも魔登録されていない。なぜここにいるんです?」
魔登録…魔法使いだと政府に報告すること。そりゃあ登録されてるのは国の犬以外いませんよ。
「旅をしているだけですね」
「ふむ、情報は落ちなさそう。!いいんですか?わかりました」
通信機で連絡をとっている。
「全部隊!出動!」
後ろからたくさんの兵が…中には魔法使いもいる。
「音割れ!あああああああああああああああああああああああああああ」
「っっなにこれ」
急な爆音、急いで耳を保護しても結構きつい…そしてこれも魔法。入った音が細胞をどんどん壊している。
「ブラックホール!」
「やばい…あああああああああああああああああ」
音で結界を…でも結界ごと取り込めば
「時よ止まれ」
「え?」
一瞬でブラックホール付近にいた人が移動してる…
「戻します?」
「いやあ別にいいのでは?今回は」
困惑を隠せないまま時間は進んでいく
「なにぼーっとしてるんですか?戦場ですよ?」
さっきまですごく距離があった女の子…褐色の肌に黒い髪に水色のメッシュが入っている女の子が一瞬ですぐそこまで近いていた。
何かがおかしい…攻略を見つけないと…
「影の中へダイブ!!」
とりあえずさっきの女の子影の中へ入って退避したけど一向にカラクリがわからない。
「どこにいるっ」
「ここですよ」
影から少しだけ体を出して彼女の足を切る
「ちっぐさおさん!」
「はーーーーーーーーい!!ヒール!」
どこからともなく聞こえてきた声と共にさっき切った足が治っていく…めんどくさい能力持ちが集まったようだ。
『ごめん!めんどくさい能力持ちが複数いる!応援要請!』
『おっけー』
『めめさんは大丈夫?』
『なんとか』
「めめさーん」
ヒナニキの声が聞こえる。
ナイス!!!!!
「全員能力持ち…めんどくさいなあ」
さっきの音の女の子!!何か仕掛けてくる!!
「音!時!治癒!この能力が集まっています!」
「なら!焼き払え!!!!」
あたりが炎に包まれる。ただ熱くない。
「めめさんたち以外燃えろ燃えろ!魔法で消せないかき消せない火の海となれ!」
会った時よりも明らかに高火力な火の海が出来上がる。ありがたいことにこちらに被害はない。
「ちっ時よ止まれ」
「あああああああああああああああああああ」
敵全員が上に飛んでいる…音の子と時の子のコンボ技か…音の足場を時間を止めている時に作りのる…めんどくさい
「大量の水!湧き出ろ!」
!!これは…
「おけおけ、火をマグマに!」
じゅあああ
「Latte!」
「ウパパロン!」
「「水蒸気爆発!!」」
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