「おはよう、ryoちゃん」
朝、目が覚めた瞬間にwkiの低い声が耳元で囁いた。
fjswはまぶたの裏に残る眠気を払いながら、小さく笑った。
「……おはよう、wki」
ベッドの端でまだ眠そうに丸まっているohmrの髪に手を伸ばすと、ふわっとした柔らかさが指先に絡んだ。
日常。静かで優しい朝。
彼らの関係が始まった頃は、すべてがこんなふうに穏やかだった。
「朝ごはん、今日は俺が作るって言ったろ」
「えー、僕が先に言ったんだけどなぁ」
「ふたりとも作ってよ。僕は食べる係」
そんなやり取りが、毎日続くのだと思っていた。
──けれど、それは“幻想”だったのかもしれない。
「……で? なんで昨日、勝手に外出たの?」
声のトーンが、いつの間にか変わっていた。
穏やかさではなく、静かな怒りを含んだ冷たさ。
wkiが背後からfjswの肩を掴むと、思わず体が硬直する。
「……ちょっと、コンビニに──」
「許可、取った?」
その言葉に、何も言い返せなかった。
ほんの数歩、外に出ただけ。
でもそれは、“彼ら”のルールからすれば、明確な裏切りだった。
「ふーん……じゃあさ、mtk。どうする?」
ohmrはソファに座ったまま、無言で立ち尽くすfjswを見上げていた。
その視線は、かつての柔らかさを失い、まるで**“試験官”**のようだった。
「……手、出さなきゃわかんない子なのかなぁ。ryoちゃんって」
その言葉と同時に、次の瞬間、wkiの手が頬を打った。
乾いた音が、部屋に静かに響いた。
驚きも、抗議も、恐怖も──すべての感情が、fjswの中で空白になっていく。
「なぁ、ryoちゃん」
「……」
「俺たち、ずっと優しくしてたよな?」
「……うん」
「なのにさ、どうして“言うこと聞けない子”になったの?」
それは、暴力に理由を与える言葉だった。
そして同時に、それを**“愛の形”**だと思わせる呪いのようでもあった。
「僕……ちゃんとするから。ごめんなさい……」
ohmrが立ち上がり、fjswの髪を撫でる。
「そう、りょーちゃんはいい子だもんね。
ちょっとだけ間違えちゃっただけだよね。
大丈夫、ちゃんと僕たちが“正しく”戻してあげるから」
その言葉に、fjswは震えながらも頷いた。
──怖い。でも、ここしか帰る場所がない。
──だってこの人たちは、最初に“愛してる”って言ってくれたから。
記憶の中の優しい二人を、いまだに忘れられない。
それがfjswを、ここに縛りつけていた。
チャットGPTにお助けを借りながらも小説を書いてみました…出来は良いかはわかりませんがここまで読んでくださりありがとうございます。
多分エピソード的な感じだと思うので気長に待っててください。
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