🔞
朝、いるまが漕いで来た自転車の後ろにまた乗せて貰う。いるまは自転車の鍵を開け、自分の荷物と一緒に俺の荷物も籠の中のに入れてくれた。
茈「ッ、なつ?これ羽織っとけッ…/////」
すると、俺の頭には彼のジャージと制服のジャケットを被せられた。できるだけ匂いを消してやりたいという彼の最大限できるような行動に有難いと思いつつ、彼の匂いだけで発情してしまう為キツいのもあった。
赫「ッ…//////」(モゾモゾ
茈「ッ!馬鹿ッ、隠さねぇとッ…/////」
頭から被ったジャケットらを肩にかけようとするが、いるまに止められまた頭に被せられてしまう。彼の匂いと 薬の効果が薄れてきたから、フェロモンが強くなってしまい、いるまの顔はまたもや赤く染っている。
茈「ッ飛ばすから、我慢なッ…?//////」
彼は駆け足で校門から出ては、飛ぶように自転車に跨り、足にペダルをかけ道を走行する。走ってる最中にも俺は強すぎる彼の匂いに頭がクラクラしてしまい、倒れそうになる。少し汗ばんだ彼の背中に頭を乗せた。
走ってる時に横ですれ違う人も、俺のフェロモンにあてがわれてこちらに振り向き見つめてくる人や、自転車を追いかけようと走り出そうとする人もいた。怖くて思わずいるまの服を握れば、彼は感じ取ってくれて、アクセルを出すように速く走ってくれた。
彼の顔は、フェロモンにあてがわられてても、耐えようと唇を噛み締めながら自転車を漕ぎ続けている。お互いにもう限界が近づいていた。
俺の家に着けば、いるまはまた俺に背中を向けてくれる。もう何も考えられなかった俺は大人しく彼の背中に縋り付く。
俺の鞄から取り出した鍵で玄関を開けて、急いで靴を脱ぎ、俺の部屋まで走って向かう。何回もこの家に遊びに来てくれた彼に俺の部屋なんか教えなくても向かってくれる。
赫「ッ、ごめッ、へや、きたね、ぇッ…//////」
茈「ッそんなん、気にしねぇからッ…/////」
彼の荒い息遣いが混じった声色を聞いていると俺の部屋に入り、ベッドの上に寝転がせてくれる。
茈「ッ薬、持ってくるっ…場所は?/////」
赫「ッ、ぁ、はぁッ…ひゅッ…//////」
本当は、大好きな彼に抱かれて欲しかった。目の前で必死に理性と戦ってる彼の雄の顔を見てるだけで、こっちに見られてるだけで、少しずつ発情していき、開いた事ない下半身がこじ開けられてる感覚がしてくる。 でも、こんなにも優しくしてくれるいるまに言って、嫌われたくもない。
赫「ッ…キ、ッ…チンっ、のッ…ぅしろ……ッしぉッ、ぃ…っ♡////////」(ビクビク♡
茈「分かったッ//////」
言い切る前に、いるまは場所が把握したのかすぐさま部屋から出ていき1階に降りてく音が聞こえた。その間も、俺はちぎれそうな理性の糸を必死に紡ぐのに必死になっていた。
自分の身体が自分じゃないみたいで、こんな感覚は初めてで。 でも、そうさせてるのは、優しさで必死に動いてくれる彼のせいなんだと、残酷な現実を目の当たりをして、涙が頬に零れ落ちる。
頭に被ってた強く彼の匂いがするジャケットが俺の鼻を擽っては、身体は痙攣するように感じてしまう。嗅いではいけないのに、袖口部分を手に持ち嗅いでしまう、麻薬のように夢中にさせてしまう。鼻から脳に伝わるように、頭の中が彼の顔で埋め尽くされる。
茈「なつ、っ!待たせたッ…!/////」
赫「ッッひゃぁ”ッ!??♡♡/////」(ビクビク♡
薬を取りに帰ってきたいるまの声に、驚きつつ、鼓膜からの刺激に身体が跳ね付きイってしまった。下を見れば太腿で擦り付けて隠してたズボンには新しくシミができている。
茈「ッ、!!///////」
隣からいるまの声が息遣いが漏れてるのを分かりやすく聞こえていた。俺と同じズボンを見ていて、イってしまったのがバレてしまっていた。羞恥心と絶望感が俺の心に混ざりつつも、見られた事にも興奮してしまい、そんな自分が気持ち悪くて泣き出しそうだった。
赫「ッまっ、て、きらわッ、なっ…でぇッ、やあ”ぁッ…/////」(ポロポロ
茈「…!ッ大丈夫、嫌ってねぇから、とりあえず落ち着けッ…//////」
こんな俺でも彼は受け入れてくれてる事に幸福を感じる。その間にも、いるまは持ってきてくれた薬を取り出し、ペットボトルの水のキャップを開けては傍にあった机に置き、俺の上半身を起き上がらせようと俺の背中に触れた。
茈「ッ、起きれそうかっ…?/////」
俺を覗き込むように上から見る彼が、まるで押し倒されてるかのように思ってしまい身体が痙攣してしまう。
赫「やぁッ…ぅあッ…♡//////」(ビクビク♡
茈「っ……じゃあ、我慢しろよッ…/////」
すると、いるまは取り出した薬を口に入れ、水を含ませる。寝てる俺の顎を上げて、俺の唇を食むようにキスをした。初キスは初恋のコイツで嬉しいと、この状況で喜んでしまってる俺は、口に含まれてく少しぬるくなった水を飲んでいく。フェロモンと強い彼の匂いが混ざりあっては鼻に霞み、水と一緒に身体へと浸透していく。
口内に含む水を全て出しきったのか唇は離れ、近かった彼の顔と匂いは遠ざかっていく。顔を真っ赤にしながら蕩けた目でこちらを見るいるまを俺も見つめる。
茈「それ飲んだらッ、すぐ着替えてまた眠りゃいいからッ…ッ…////」
彼も限界なのか、まだ腕に残ってる噛み跡をまたつけるかのように噛み付き、荒い息を吐きながら理性と戦っていた。よく見れば噛んでいた唇も皮が剥けて血が滲んでいて、自分の唇を舐めてみればほんのり鉄の味がした。
茈「ごめっ、も、限界だッ…帰るっ…/////」
そう言って立ち上がって出ていこうとする。
大好きな人が俺の元から離れて行ってしまう。襲って、俺がおかしくなる位に犯して欲しい、1人じゃ寂しい、いるまじゃなきゃこんなの治せない。 彼の服の袖を掴もうと手を伸ばすが届かなくて、必死に彼の名前を呼ぶ
赫「ぃう、まぁ”ッ…っいるまぁッ…//////」
そうすると聞こえたのか俺の方へと振り向いてくれた。彼に届いてくれるようにと、口を開き俺の本心を言った。
赫「ぉれの、こと、なにしても、ぃ、からッ…おそっ、てぇっ…//////」(ビクビク♡
茈「ッは?お前ッ、何言ってっ…!!/////」
聞こえてくれた事に安堵しながら頬に溜めていた物を吐き捨てるように口から出した。それはさっき彼に口移しで飲ませようとした錠剤だった。それを目にしたいるまは、驚きながら出ていこうと扉の前で立っていた場所から俺の元へと戻って来てくれた。
茈「お前ッ…!飲めよッ!キツいだろッ!?//////」
赫「ッふっ、…キツ、ぃッ…けどッ…//////」
彼に新しい錠剤を手渡されるが、俺は仰向けにしてた身体を発情で感じながらも我慢し、彼の方へと向き、錠剤ではなく彼の手首を優しく掴んだ。
赫「お、れっ…ぃるまッ、…じゃなきゃっ…なぉんね、ぇッ…//////」
茈「ッ…え?/////」
赫「いぅまっ、が、いるッ…からっ…おぇ、ず…とッ…ぐる、しぃ”ッ…//////」
手をよく見れば手先も赤くなっている。手のひらにも爪の痕が痛々しそうに残ってる。爪が食い込む程強く握りしめて耐えてくれていたのだろう。
茈「っ…だったらッ…/////」
赫「かぇんな、っ…!///////」
赫「もっ、がまんッ…しゅッ…んなッ//////」
茈「っ…!!//////」
いるまは、ずっと俺の事を襲わないようにと、自身を傷つけてまで俺の傍にいてくれていた。きっと俺が見えないとこにも、我慢してくれてるとこがあるんだろう。
茈「ッいいんかっ…んな事言ってッ…/////」
赫「ッぅんっ…//////」
茈「っ俺ッ、手加減できねぇぞッ…/////」
赫「いぃっ、っ…//////」
そんな事を聞いときながら、俺のベッドに移動し、俺の上で跨り押し倒すような体制になっていた。俺に聞いてくる辺り、まだ己の理性がちぎれないよう戦ってるんだろう。だけど俺はもう我慢できなくて、もう諦めさせるように彼の首に両腕を回した。
茈「ッな、つっ……//////」
赫「ね…っ、きてッ…?//////」
___プツンッ……
俺にも聞こえるような、何かが切れたような音がした。
気づけば俺はいるまに噛み付くようなキスをされていた。彼の舌が、俺の歯の羅列を撫で、口内を味わった後に俺の舌を絡ませた。口内に唾液が溜まり飲み込んでしまうが、喉に詰まり彼の口内に向かって咳き込んでしまう。
そんな俺を見たのかいるまは口を離してくれた。互いのどちらか分からない唾液が銀の糸を作り、消えていく。俺の口の端からは唾液が垂れてくのを感じた。
茈「ッ…はぁっ、!ッ、はぁッ…//////」
赫「はぁッ、ッげほ”っ!、ごほッ…!///////」
咳き込んでる間にもいるまは、片手は俺のシャツのボタンを外し、片手でシャツの下に着てるインナーの下に手を入れ、肌を触ってくる。
赫「けほッ…やぁッ、…げほ、っぁあ”ッ、ぅ”…ごほっ、っ、んぅぅッ…/////」(ビクビク♡
服の下に入れてる手は俺の腹を撫でながら少しずつ上に行き、立っている胸の尖りを撫で始めた。咳は何とか治まっても快楽による刺激は止まらない。何もできずに声だけ漏らしていれば、いるまはまた俺に噛み付くキスをし、口内を荒らしていく。 ボタンを外し終えた片手は俺の服の下に入れ、服を胸の上までたくし上げられる。親指の腹で胸の尖りの先端を潰し揉み込むように触られる。
あまりにもの気持ちよさに、籠った声を漏らしてしまい、無意識に彼の下半身に俺の腰を擦り付けてしまう。勃起してる俺の下半身に何かが絡まり下半身に刺激が走る。 彼も勃ってる事が分かってしまったが知らないフリをしながら今感じる快楽に身を任せた。
αと発情中のΩとの接触は、強烈な発情状態を引き起こし、時に暴力的なまでの性交に及びかねない___
お前、発情期甘く見てると後で洒落にならんからな?___
昨日、睡魔に襲われながらも聞いた先生の声と親に言われた言葉が脳内に出てくる。だが、下半身から与えてくる快楽が昨日の記憶を全て消された。
((ばぢゅッッ!!♡♡
赫「あ”が”ッッ?!〜〜〜〜ッッお”♡♡////////」
キュンキュンと肉壁で締め付けられるペニスに俺のナカが形作られる。いるまに喉元を見せつけて喘ぎ感じてる俺は、挿れられただけで中イキしてしまった。だが、理性を無くしたいるまはそんな俺なんか気にせずに、まだ痙攣が収まらないイったばかりのナカを俺の小尻を両手で掴み、ガン勃ちしたペニスで何度も殴打する。
どぢゅッ!パチュバチュ♡グププ…♡♡
赫「あ”、ァあ”ぁ?!♡、んぐッッ、ぅふッ、ぁぅうんん”ッッ!♡っ、ぃあ”ッ、はぁッ♡ぁ、ア♡”、あ!?♡//////」(ビクビク
まだ昼過ぎの静かな薄暗い部屋の中は、俺の汚ぇ喘ぎ声と肉同士の打ち付く打撃音、激しいピストンでベッドのスプリングが軋る音が鳴り響いてた。
赫「あ”か”ッ?♡”、かはッ♡、ん”ぉ”ッぅう”んん”ッッ!♡”は”ッ、♡ぃ”、ぅ”ぁあ”ッ、♡♡」(ビュルッ♡ピチャッ、グチ…♡
彼は何も喋らない。ただデカいペニスをひと突きで根元まで穿ち、吸いついてく俺の肉癖を掻き分け、亀頭を俺の最奥に刺激し続け、夢中で腰を揺すり続ける。最奥を押される度に俺のペニスから白濁液が出ては、水音を鳴らしながら俺の腹へと滴り落ちてく。
赫「あ”ッッはぁ♡”、んあ♡、ァァ、くぅ”ッ、んゥ”、ン、ん”♡”、やぁ”ッ!♡//////」(ビュルッ
茈「ッ…ふぅーッ、っふぅーッ…♡//////」
いるまのペニス全てがナカを弄ばれる。腹部側にあるふっくらとした前立腺をゴシゴシし、最奥は扉を蹴破るように鬼頭で叩きつける。
遠慮のない動作をされてしまい、俺はまさにイき地獄のようだった。いるまの腰が引かれた時、俺は残ってる力で肉壁を締め付け中に入らせないようにする。そうすれば彼が腰を押した際、滑りで途中までは入れられたが止めさせる事はできた。
茈「ッッうっ”!?♡……っ、く…///////」
ギュッと締め付けてくる肉壁はいるまのペニスを刺激する。眉間に皺を寄せながらイクのを耐えている姿を見ながら、感じる身体を休憩させる。だが、逆に彼を怒らせてしまったのか、俺を見る目が槍のように冷たく刺さるような視線へと変わった。
((ヌポッ…
茈「っ…締め付けんなッ…!!///////」
((ご””り”ゅ”ッッ!!♡♡ぐ”ぼっッッ”!?♡♡
赫「ぁあア”あ”ッッ、ぅうぁ”あ”〜〜〜〜〜〜ッッッ”♡”♡”?!?!///////」(ビュルルルルルルッ、ビュルルル!!♡♡(チカチカ
いるまは全て引き抜くと、俺のアナルの最奥に目掛けて力強くペニスをぶち込んだ。俺のギュッと締め付けた肉壁は虚しく彼のペニスを通ってしまい、最奥で何かが破裂したような音がした。
((ぐぼっ!♡ぶぢゅッ♡、ぐぽ♡ぢゅぽッ♡
赫「らめ”ぇッ?!♡”、やぁ”ッ!?ぉお”ォ”あ”ッ♡♡!?しょこ”ッぉ”!、ぉ”ぁ”あ”ッッ!あ”ぇ”っ♡っ”、んぁ”ッッ!?♡♡///////」(ビュク♡プチュ、ビュルルルルル!♡
茈「んな事、してっからっ…結腸ッ、いっちまったじゃねぇかっ…w//////」
そう言うと、いるまは器用にピストンを繰り返しながら、俺の太腿を掴み上へとあげる。俺の長い脚が彼の肩にかけるように抑えられ、彼の顔が少しずつ近づいてくると共に俺の腰が徐々に上にあがっていく。まるで種付けプレスのような体制になる。
すると俺の首元に顔を沈め、チロチロと俺の首を舐め始める。
Ωはαに首の頂を噛まれてしまうと、フェロモンが変質し、番というどちらかが死なないと解除されない婚姻関係より強い契約が一生残ってしまう。今が発情期でも微かに残ってた理性でやばいと感じてしまった俺は、必死に彼を止める。
赫「ぁあ”ッ!?♡ぅう”、ぃッ、 ぅまッ、らッめっ、くびっ、は、やぁあ”っ!♡//////」
大好きな彼には噛んでほしい。 でも、こんな関係で、方法で番になるのは俺は嫌だ。
口足らずに必死に言う俺の声は届いたのか、首を舐める舌はぴたりと止まり、首から顔が離れてく。噛まれなかったことにほんの少し安堵していると、それを見逃さなかったのか激しいピストンが始まった。 彼の長いペニスが先程よりも俺の最奥を破り結腸まで行き届いてしまい、腹の底が疼いては刺激を与えてくる。
赫「ひ、ぁっあ、ぁあ!?♡いやぁ”ッ!、ゆぅひッ、ぇあ”ッ♡や、んン”ン”ッ!?んぁ”ッ♡”、ぉ”、ィぐぅ”ッ!♡”///////」(ビュルルル、ジュ、ビュルッ♡
茈「はぁ”ッ、ぅ”ッ…っ”…///////」
顔をりんごみたいに赤く染め、ほぼ赤い瞳は虚ろになりアヘ顔寸前な目からは生理的な涙が流れてく。額は汗で前髪がくっついてて、口からは赤ん坊みたいに大量の涎を垂れ流してる俺の顔をいるまはじっくり見ている。
茈「ッ…く、ふぅッ…ははっ…///////」
赫「ッぁあ”ッ、やぁ”らッ♡いぅまぁ”ッ♡/////」
懇願するように彼の名前を呼び、顔を見る。
そこで、ようやく自分が彼の顔をしっかり目に捉える事ができた事が分かった。
茈「っ…めっちゃ、かわいいッ…♡//////」
俺を上から見下ろすように、目の奥をドロドロに蕩けさせた黄色い三白眼がギラギラと光り目を細め、左端の口角を上げてにやりと笑ってこちらを見てそう言った。
そんな目、俺は知らない___
赫「ッッ!?ぁあ”アあッッ!♡ッッあ〜〜〜〜〜ッッ…!?////////」(ビクビク♡
彼からの俺に対する愛おしさとその熱い視線を向けられ俺は甘イキをしてしまった。目がチカチカして、身体の震えも止まらず、俺の腹にはまだ温かいドロドロの白濁液の感触がある。何もされてないのに、イってしまった事に動揺が隠しきれない。
それからも俺は獣と化した彼に酷く抱かされていた。俺の小尻に彼の少し湿った下生えの感触があり、アナルの奥を穿ち続けているペニスは少しずつ質量を増すように大きくなっていき、俺の薄い腹に彼のが形作られてく。
入ってはいけない箇所なんか関係なく最奥を何回もぶち破っては、俺の唾液で塗れた唇にがぶりつき口内を荒らし、
ナカの鬼頭が奥をグリグリと押しては、真っ赤に腫れた俺の乳首を歯で緩く噛み先っぽを舌先でコリコリと舐められ、
ずっと大きく振ってた腰を小さく振り、奥をノックするように突けば、俺のペニスを掴み親指で裏筋、雁首、鬼頭の順番でグリグリと刺激される。
まさに肉食動物に喰われてる小動物みたく、 俺は喘ぎ声を吐きながら息をするのと、足のつま先を丸め、 天井に向けて白濁液を吐くことしかできない。 いるまを見てしまうと彼の刃を突きつけられたような熱い視線を感じ取り、また身体に快感と痙攣が走り、白濁液が飛び散る。
赫「はぁ”ッ、ぃう、まあ”ッ♡いるまっ、っ”!♡”ァ”ァあぁ”あっ♡ッッはぁ””ッ、あアぁあ”♡//////」(ビュルッ♡(ビクビク♡
茈「く”ッ、っ、でっ、るッ…!///////」
キツそうに眉間を皺を寄せたいるまを涙でぼやけた視界で見る。
そういえばコイツ、ゴムしていたっけ。
Ωって誰でも妊娠できるっけ。
そう頭に出た疑問を浮かべては、発情期でドロドロに溶かされた脳に消えていく。今は、必死に腰を振ってる彼を受け入れることしか考えられなかった。
((ビュクッ♡ビュルルルルルル!!♡
俺のナカにいるまのドロドロの青臭い彼の白濁液が出される。俺は歓喜なのか快感なのか分からない声を荒らげ、背中を弓なりに沿った。
茈「ッはぁっ”、ぅ”ッ、な、つッ…///////」
最後に見た彼の顔は、まだ眉間を皺を寄せていたが、彼の凛々しい眉は八の字にし苦しそうな顔でこちらを見ていた。掠れる視界でそんないるまを見ながら、俺は気を失った。
「___なつっ!起きろ!」
そんな声を目覚ましに俺は目を開ける。目の前には仕事終わりの母さんの姿があった。時計を見ればもう19時で、空はもう夕日は落ちきり、薄暗くなっていた。
「…はぁっ、たく…食欲はあんの?」
赫「ッえ”……?」
「食欲。治まってるとはいえ、まだフェロモンの臭いは消えてないな…」
そんな母さんの言葉に俺は数時間前の記憶を思い出す。俺が誘い、彼に襲われた事を。
思い出しては俺は飛び起きてしまい、うおっ!?と母さんは声をあげ、驚いてた。だが 隣を見ても彼はいなかった。
赫「ッい、るま……」(ボソッ
「?…とりあえず、夕飯残しとくから後でちゃんと食べろよ?」
そう言い残し、母さんは俺の部屋を出ていく。
母さんの反応を見れば、いつも遅い時間になれば俺の家で飯を食って帰るいるまの姿はいない、俺の周りを見ても襲われて汗と唾液と白濁液塗れだったシーツは新しく変えられ、俺の着てた制服はハンガーにかけられてあり寝巻きに変わっていて、傍には薬と飲みかけのペットボトルが置いたままで。
あの時間が、何も無かったかのような、俺のいつも見る部屋の姿になっていた。ただ、唯一残っていたのは、下半身にまだ感じる挿れられた感触と触れられた場所のむず痒さだった。そんな感覚を忘れたくて、俺はまた布団に潜り眠れない目をギュッと瞑っていた。
その数日後、特に酷い発情は来ることなく、なんとか発情期を乗り越え、寝坊することもなく、俺は学校に登校した。
校門に入ってもまだ時間が有り余ってるため、ゆっくりと歩いてると駐輪場から歩いてくるいるまの姿があった。俺の視線に気づいたかのように彼はスマホをいじってた目線を俺に向け、目を見開いた。
無意識に数日前のあの事後を思い出す。それも、中学からずっと恋焦がれてた彼に。その事実に 顔が熱くなるのを感じさせた。
茈「ッ…おはよっ…」
赫「っ…ぉ、おはよ…///」
いるまもどうせ思い出してるだろうに何も無かったように普通に接してきている。彼の元へ駆け寄ると隣に来るまで待ってくれて、一緒に学校へ向かう。 彼の気にしない素振りに優しさを感じ、きっとそれでいいだろうに。
俺の心の中ではどこか、寂しさが残ってあった。
そんな発情期を迎えてから2ヶ月が経ったある日、急に身体の調子が悪くなってしまった。
きっと風邪だろうと俺も両親も気にしなかったが、身体はずっと熱く熱が下がらないし、酷い腹痛に襲われ、吐き気が止まらない。そんな姿に流石に全員危機感を覚え、病院へと行った。
病院で受付を済ませ、色々な検査をやらされ、クラクラする頭を何とか抑えながら待合室で待っていた。何かアレルギーだとか、ノロウイルスにかかったとか、そういうものだと思っていた。
看護師から名前を呼ばれ、親を付き添いに医者の元へと向かった。部屋に入れば俺を診てくれた医者はどこか落ち着きのないような姿をしてパソコンを見ていた。
「…検査結果は分かりました。」
赫「!あの…どう、でしたか…?」
「…暇さんも、親御さんも、覚悟して聞いてください」
「……妊娠しています」
赫「……は?」
医者からの検査結果に思わず目を見開いていた。後ろにいる母さんも息を飲むように、呼吸を止まらせた。
「…検査してみて、那津さんのお腹には赤ちゃんがいました。6週目でした」
医者からの診断結果を右耳に入っては左耳へと抜けていく。よくよく考えてみれば、風邪と発情期が被ってしまった時、発情してる感覚はなく、風邪が酷いのだと思っていた。待ってる間にあった倦怠感はどこか飛んでしまったように、今は絶望感しか残っていなかった。
「那津さんのバースはΩですが… 心当たりはありませんか?」
赫「ッ…ぁ”……」
あの時の、大好きな彼に襲われた時しか、出てこなかった。ゴムもせず、ナカを掻き出したかも覚えていなかったから。
分かりやすく表情に出てしまった俺を見て、母さんもあの時の発情期だった俺を、何故か俺が彼の名前を口にした時を思い出したのか自身の手を強く握りしめていた。
医者も察して、母さんに書類と産婦人科についての説明をし始めた。
俺は妊娠してしまった。
俺が、欲求を吐き出してしまいたいが為に、彼を誘ってしまった。
俺の、判断が甘かったから。
彼の、優しさに漬け込んでしまった。
彼に、責任と罪を擦り付けてしまった。
後悔___
NEXT⇒♡1,000
コメント
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いやちょっとほんとにもうえぐすぎます...() 最初は紫さんかっこいい優しい赤さん可愛い可愛い^^ってによによ読んでたんですが最後の最後に心臓イかれました。 最後の4文にギュゥゥゥッッッ!!!!とこれでもかと詰められた、赤さんの罪悪感とかそれこそ後悔とかの負の感情がもう滲み出ててもう...りんご先生の表現のえぐさを改めて実感させて頂きました(?) まッじで心臓撃ち抜かれました...
多分初コメ失礼します! この作品自分の性癖にどストライクしててもうヤバいです…!僕は特に学生さんに妊娠してもらうのが大好きで…もうおめがばも紫赤も大好きなのでマジでこの作品に出会えてよかったです!!続き楽しみにしてます!(長文失礼しました)