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教室リーグ~底辺モブ生徒が分析スカウターで超名門校の序列をぶっつぶす~
第95話 - 第95話 【大会史上初の同点劇】アドバンテージを砕く規格外の才媛!そして観測者が動き出す
1,199文字
2026年06月10日
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2026年06月10日
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#主人公最強
ウサギ様
431
麗太
513
5,470
ゴングが鳴り響き、試合が終了する。二人の天才が見せた、あまりにも高レベルな知性の応酬。その余韻が、ホール全体を支配していた。
会場は水を打ったように静まり返っている。誰もが、言葉を失い、ただその結末を待っていた。
司会者が、興奮を隠しきれない声でマイクを握る。
「素晴らしい戦いでした!まさに、歴史に残る名勝負です!」
彼は、一度、大きく息を吸い込んだ。そしてステージの巨大スクリーンと、その向こうにいるであろう、百人の若き審判たちに向けて語りかける。
「それでは――海の向こう、アメリカ全土でこの戦いを見守る、百名のエリート高校生審査員の皆様!最終判定をお願いいたします!」
舞台袖のモニターで US Jury Voting のランプが点滅し、会場の空気がさらに張りつめる。
スクリーンに、ライブ中継の表示が灯る。
無数のアルファベットが高速で流れ落ち、やがて二つのカウンターだけが静かに表示された。
【KUJO, ARISA: 00】
【MISAKI, SARA: 00】
心臓が嫌な音を立てる。クラスの仲間たちが固唾をのんで、その数字を見つめている。
やがて、電子音と共にカウンターが、ゆっくりと動き始めた。
10対10
ピッ 25対25
40対40
ピッ 45対45
柴田が、呻くように呟いた。
「嘘だろ。並んでやがる!」
斎藤がその冷徹な瞳を、細める。
「ありえない。ここまで、拮抗するのか!」
星野綺羅々が身を乗り出す。
「やばこれ、SNSだったら神配分で秒でトレンドだよ!」
鳳麗奈は腕を組んだまま目を細める。
「同点は、勝ちの前口上。延長はメンタルの勝負よ。ここからが本番」
国際回線のラグが一拍置いたのち、巨大スクリーンに票数が一斉に弾けた。
そして最後の数字が無慈悲に、スクリーンに叩きつけられた。
【50 ー 50】
スクリーンの白光が客席の頬に跳ね、歓声はまだ生まれない。
引き分け。会場が息を呑む、どよめきに包まれる。
司会者が、慌ててアナウンスを入れた。
「引き分けです!よって、勝敗は、十五分間の休憩を挟んだ後、延長戦にて決定いたします!」
ステージ袖でスタッフが延長用のタイマーを掲げる。
結城が震える声で呟いた。
「そんな。あんなに、完璧だったのに」
だが俺だけは冷静に、その結果を受け止めていた。
ステージの上。久条は呆然と立ち尽くしていた。
その瞳に浮かんでいたのは、安堵ではない。勝利の喜びでもない。
(勝てなかった)
それは絶対的なアドバンテージを持ちながら、敵を仕留めきれなかった女王本人だけが知る静かなる「屈辱」だった。
対する美崎はただ静かに久条を見つめていた。
(久条亜里沙。面白い。本当に面白いわ、あなた)
その瞳には悔しさではなく、好敵手と出会えたことへの純粋な喜悦の光が宿っていた。
ミラー:「奏。お前の予測通り延長戦だな」
奏:「ああ。ここからが本当のショーの始まりだ」
俺は静かに席を立った。
女王に最後の「秘策」を授けるために。
コメント
1件
うわああああ第95話読み終わったよおおお!!😭💕 50-50の同点とかマジで心臓止まるかと思った!!久条の「勝てなかった」って呟きに胸がギュってなったよ…女王様の屈辱、でも美崎の好敵に出会えた喜悦の対比がエモすぎる😭💥 そして奏くんが動く!!「秘策」ってなに!?!次回が待ちきれなさすぎるよおおお!!🔥🔥 #京太郎先生の筆致しみが止まらない #次回はよ