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〜side ライ 〜
サイアクだ
俺のいない間に物凄く周りの環境が変わってた
星導から話を聞いて速攻でロウの家にやって来た
そして作業中のロウの邪魔をしながらゴネている
「ねぇ、何でぇ?俺が居ない間に人のものになっちゃうのぉ?もぉぉぉ‥‥」
「‥‥うるせぇな」
「ヤダヤダヤダっ!俺が周りから囲い込んで落とそうとしてたのに‼︎」
「‥‥お前、全部喋るじゃん」
「もう今からずーっと俺の事構ってくれなきゃ俺ロウからずーっと離れないっ!」
「っとに、うるせぇって!邪魔しに来たなら帰れ!」
ちっとも相手にしてくれない
俺は膝立ちでちょこちょことロウの作業スペースまで行き、太ももに頭をぐりぐりして仕事の邪魔をしてやる
「やだ。帰らない!」
「‥‥今終わるから、少し待ってろよ」
俺の頭をポンポンと叩く
声色は優しく、見上げるとメガネ越しに笑ってる
マジで飴と鞭の上級者
これだからみんなコイツに沼るんだ
椅子の上で大きく伸びをしている
どうやら作業は終わったみたい
コーヒーを片手に俺の座っているソファーへとやって来た
「待たせたな」
「いいや、良いよ。俺が勝手に押しかけたんだから」
「そうだな」
「もう‥‥俺が先に俺の口から好きだって言いたかったのに」
ソファーの上で体育座りになり、膝に顔を埋める
「‥‥フフッ」
「何笑って‥‥!」
横を見ると同じ体制でちょこんと体育座りしたロウが膝に頬を付いて笑っていた
え‥‥
キュンですけど
俺はロウとの少し空いていた空間を詰め、ピッタリ隣にくっ付いた
「‥‥何だよ」
「‥‥笑うなよ」
そう言ってロウの眼鏡を外しテーブルへと置く
俺の行動を目で追っているロウが可愛い
またロウが見つめて来るから俺は体を乗り出してロウヘキスをした
「っ、オイ!」
「‥‥俺だってしたいもん」
「‥‥したじゃねーかよ、今」
「‥‥もっとしたい」
「へっ?‥‥あ、オイっ‼︎」
ロウの手を引っ張り、俺の上にロウが乗っかっている
グイッと腕を引き寄せ、急に顔が近づいた
頭に手を回し、大きく包み込む様に撫でながら俺へと顔をもっと近づける
「‥‥っライ!お前‥‥」
「してくれる?キス」
「‥‥そんな」
「じゃあするね?」
「‥‥‼︎っ‥‥ら、んんっ‥‥んむっ‥‥」
軽いキスなんかじゃ嫌だ
ロウの全部が欲しい
何度も角度を変え口の中全てを蹂躙する
「んんっ!んぁっ、んんっ‼︎‥‥らぃっ!」
待てと言わんばかりにロウが俺の胸を叩く
息が上がり唇を離す
「ハァ‥‥ハァ‥‥お前、俺の事喰う気かよ」
「それで一つになれるなら食べちゃいたいけど?」
「やめてくれ?」
「いつも一緒だね」
「お前が言うと怖いって‥‥」
そう言いながらロウの身体をギュッと抱き締める
「おま、苦しいって!」
「俺って意外と嫉妬深いんだよね。このままロウの事どっかに隠しちゃおうかな?」
「知ってるよ!そのくらい‥‥だから離せって」
力を抜きながらロウの鎖骨を噛んだ
「痛っ!ライっ‥‥」
「痛かった?ごめんごめん」
噛み跡をペロペロと猫のように舐める
「‥‥本当にいつか食い散らかされそう」
「怖い?」
「‥‥全然‥‥ライなら良いよ」
「お前‥‥そんな事言ってると‥‥」
俺は起き上がり、ロウの服を強引に剥いだ
そして逆側に押し倒す
「全部喰うからな‥‥」
「あぁっ、ライッ‥‥はぁっ!ライッ‥‥」
裏筋に舌を這わせ、音を立てて全てを貪る
急速に高まり、身体を仰け反らせてるロウを休ませる事なく果てさせた
「あ‥‥あっ‥‥ぁ‥‥‥‥」
「‥‥いっぱい出たね」
俺はロウが出した物を手のひらに出し、指で掬い後ろの孔に塗り込める
何度も繰り返し奥へ塗り拡げた
「ここ辺り‥‥気持ちいい?」
「‥‥っ、あっ!‥‥そこっ‥‥んんっ‥‥」
「ふーん、良いんだ」
指でわざと早く動かす
「ヤメっ!‥‥あっ、あ‥‥ライッ‥‥」
「ここだけでイけるの?‥‥誰に教わった?」
「ライっ‼︎‥‥‥‥」
「‥‥ごめん、意地悪しちゃった」
「良いよ‥‥ライ。もう来な‥‥」
優しい声
きっと俺のやりきれない気持ちがロウに伝わってたんだろう
優しくされてるのに俺の心はモヤモヤしてる
ゆっくりと俺の物を挿入していく
ロウが大きく息を吐き、身体を揺らす
きっと俺を受け入れるためにしてる事
それが無性に‥‥‥‥
「‥‥もう上手に出来るんだね。ここの扱い方‥‥」
「‥‥‥‥悪かったな」
いつもの悪態をつく様なトーンではなく、本当に済まないと言う様なトーンで呟く
きっとロウを傷付けた
「違うから、今のは俺の醜い嫉妬!」
「‥‥大丈夫」
「‥‥何が?ちっとも大丈夫じゃない‥‥ロウが悪い事なんて一つもないから。俺達6人がロウを縛り付けて動けなくさせてる。考える時間を与えてないんだから‥‥でも、俺はいつかロウに選んでもらいたいよ?」
「‥‥ライを?‥‥フフッ。噛み癖が直ったら考えるかな」
「Amazonで猿轡買っとくよ」
笑い合って見せるけど、俺の言葉は届いたのかな?
ロウの唇へ軽く何度もキスをする
「ロウっ‥‥俺を見て‥‥‥‥」
「‥‥ん、ライ‥‥っあ、‥‥」
「‥‥ロウ‥‥好きだよ‥‥っ‥‥」
「‥‥っ、‥‥‥‥ぁ‥‥んっ‥‥」
ロウの返事が聞きたかった
いつでも良いから聞かせて欲しい
俺だけが好きだって‥‥あの声で
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