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アラームの音が鳴り響く。
「んん…”もう朝か…」と言って千空が起きた。
顔を洗って、服に着替えて、朝ご飯を食べて、 準備を進めていく。
「ゲンに会える…////」と千空は結構ワクワクしている。
ゲンのことが…好き…だから。
このように千空は顔にあまり出ないだけでだいぶゲンが好きだ。旅館に行くよりもゲンに会える事の方が全然嬉しい。
「早く会いたい…////」
ゲンは千空と待ち合わせている公園に着いた。千空はまだ来ていない。
「千空ちゃん、まだかなぁ。」とゲンが思っていると足音が聞こえてきて振り返るとそこにはいつもと違った雰囲気のニットを着た千空がいた。
「わりぃ、ゲン。待ったか…?」と千空は言った。
「かわ…///、じゃなかった…。久しぶり、千空ちゃん!全然待ってないよ笑」と一瞬本音が溢れそうになったが耐えたゲン。
「かわ…?」ってなんだ。と千空は思ったがゲンに聞きはしなかった。
「じゃあ、いこっか♪」とゲンが言ったと同時に2人は歩き出した。
歩いてる途中、千空が「ん”?今どこに向かってるんだ?」と聞いた。ゲンは「旅館に泊まるまで結構時間あるから、それまで遊ぼうと思ってね!どこに行くかは内緒♡」と言ったので千空は「ほーん」と返した。
千空は、歩いているとだんだん手が冷えてきた。一応、あったかい格好をしたはずだが意外と寒い。
その様子に気づいたゲンは、
「手でも繋いじゃう?ニコッ」と冗談程度で手を差し出した。
千空はジッとゲンの手を見つめて、
スッ
「…ん、…//」
千空はゲンの差し出した手をそっと握った。
そして、肝心のゲンは千空の思ってもみなかった行動に驚いた。しかも、当然かのように恋人繋ぎというまさかの展開。
普通に 「気持ち悪りぃ。」って言われて拒否られるだけかと思ってたため、一瞬フリーズした。
ゲンが固まっていると、
「なんだよ、、この方が合理的だろ…//」と少し照れた表情で千空が言った。
「…あ、あぁ、そう、合理的だよね…(嬉しい)」とさっきまでフリーズしていたゲンが自我を取り戻した。