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それから数日と経たず、『円卓』が招集された。平素とは異なり、通常の議題に触れる前に、事件のことについて会話がなされる。
「――拘束した犯人の聴取は進めていますが、黙秘するばかりで芳しくありません。容姿やその行動記録などから、隣国出身であることは分かっていますが、それ以上はこれからです。……最悪の場合、許可を得て魔術師を動員することも想定しています」
コンラットと共に聴取を担当している『孤高』の騎士団騎士団長、ヨークウェル・サイフリードは、灰色の瞳で冷静に資料をなぞりつつ、淡々と告げる。彼の言葉を聞いて、一瞬眉をひそめる騎士団長もいた。
魔術によって、真実を語らせることは可能だ。ヨークウェルの言葉はそのことを意味していた。だがそれは場合によっては対象人物の精神に大きな傷跡を残す、非人道的な手段だった。しかもそういった種類の魔術に長けた人材は王国に少な********************
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