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人とはいつだって欲求不満だ
でもそれでいい
そうであることで…
仔虎「カチッ…フー🚬」
満足である豚より
豹寿「ゴクッ…」
豹寿「ここがッ…」
瑞希「仔虎の部屋のコードは毎日変わる」
瑞希「だから誰も仔虎の部屋に入れない…」
瑞希「ただし…ジッ」
ガロウ「ガルルルッ…!」
瑞希「1つの手がかりを除いては…」
豹寿「ねえッ…本当にガロウのピアスがアクセス解除のキーなのッ…?」
瑞希「うん、絶対」
瑞希「仔虎は忘れっぽい性格だからね」
瑞希「きっと念には念を入れてガロウに入れたんだ」
瑞希「ガロウは人の言葉を喋ることもなければ」
瑞希「誰かにバラすなんていうヘマをしないからね…ジトッ…」
ガロウ「ガウッ!!ガシャンッ!」
豹寿「でもッ…こんなことッ…」
豹寿「ッ…」
豹寿「ごめんッ……!カチャッ…」
瑞希「はぁ…」
『コードを確認』
『ロック解除までしばらくお待ち下さい』
ガロウ「ガシャンッ!」
瑞希「…ガロウ…ごめんだけど許してね」
『ロック解除まで残り…』
もしこのさきにあるものが
姐さんにとって
聞かれたくない
見られたくない真実だったら
その時
また姐さんに会った時
私はどう接するのが正解なんだろうか
姐さんの悲しい顔なんて
あの日以来一切見ていない
豹寿「……」
『残り20秒』
馬鹿みたいに
考えてしまう
たまに思ってしまうんだもん
もしかしたら
『残り5秒…』
豹寿「……姐さんも…」
『ロック解除に成功しました』
ガロウ「ガシャンッ!ガシャンッ!ガシャンッ!ガシャンッ!」
gr「何の騒ぎだッ!」
tr「何してんのッ?そこ仔虎の部屋でしょッ!」
ar「お前ら一体何がしたいんだッ!」
yk「ガロウッ?!」
ガロウ「ガシャンッ!ガシャンッ!」
瑞希「豹寿ッ!中入ってッ!ドンッ」
豹寿「ッ!!」
gn「……ニコ」
皆が混乱する中
げん兄だけが
何故かほっとしたような笑みを浮かべていた
ドアが閉まる瞬間
口元が動いていたのが見えた
瑞希「!!」
豹寿「ニヒッ!」
豹寿「任せてッ!w」
そして私達は
姐さんの
仔虎様の秘密が全てあると言っても過言ではない
部屋に来た
豹寿「これッ…は…?」
瑞希「驚いたッ…ここまで何もないとはッ…」
そこは真っ白い部屋だった
家具も何も無い
寝具すらも
でもなにか中央にある
椅子とある写真だ
豹寿「何の写真…」
豹寿「お姉ちゃん…これ…」
瑞希「どれ?…スッ」
それは幼い少女が二人写っている
瓜二つの顔をした
あまりにもの容姿端麗に
こちらも見惚れるほどに
よく見ると
手をしっかり両者とも握り合っている
まるで二度と離さまいと念をかけているかのように
瑞希「子供…?」
豹寿「このコ達さ…何か似てない?」
瑞希「……いや…片方の黒い髪は多分そうだろうけど…」
瑞希「でも不可解なのが…ジッ」
豹寿「白い髪…仔虎様似の顔…」
瑞希「想定では2つ…」
瑞希「誰かが仔虎のクローン…またはこの白い髪のクローンを作ったか」
瑞希「2つ目は…察し通り双子なのか…」
豹寿「でもッ…仔虎様はそれをどうして隠す必要がッ?」
瑞希「……何かしら…秘密を持ってるんだ…ギュッ…」
瑞希「あれだけッ…w私達には頼れって言うくせにッ…」
瑞希「姐さんは頼ってくれないんだよぉ゙ッ!ガンッ!」
豹寿「……だからッ…聞こうッ?」
豹寿「姐さんのッ…過去をッ…」
gr「……」
仔虎「なんだ?言っておくが俺は何もしていないぞ」
gr「それは口ではなんとでも言える、」
gr「私が気になったのは”何故”」
gr「着いて行ったオスマンの記憶が一部無いのかの話だ」
仔虎「さぁ?交渉屋殿は忘れ物が酷いのではないか?」
tn「舐めるな…お前なんかより俺らは仲間をよう知っとんねん…ジトッ」
仔虎「それは…ガタッ」
仔虎「お前らが勝手にそう思っているだけだろう?w」
仔虎「世界にいる全人類…または生物全てが…スタスタ」
gr「……ジッ」
仔虎「お前達も…」
tn「ギロッ!」
仔虎「俺もだ…」
gr「お前は…言い逃れが得意と良く言われないか?w」
仔虎「……」
仔虎「面倒臭い話に付き合う暇はない、失礼するガチャッ」
バタン…
tn「……ええんか…グルッペン…ジッ」
gr「まあ…そう急がなくても…」
gr「時間の問題だw」
tn「……はぁ゙ッ~!」
キサギ「~~♪」
キサギ「あら、想定より随分早くいらしたのですね?」
「……仔虎はどこだ…ジトッ」
キサギ「メインストーリーならここには居ませんわよニコ」
「…メインストーリー……やはり仔虎はそうなのか…グッ」
キサギ「ですが…注文なら承っていますわ…スッ」
「……そうか…」
「ならこちらも好きにさせてもらう…シャキンッ!」
キサギ「あら、珍しい武器をお持ちねニコ(黒妖刀…厄介な武器ですわ」
「お前たちが…私を殺すのなら…」
狼嶺「私はお前を殺す、その名は狼嶺だ…バッ!」
キサギ「図書館管理人兼…神の下々…」
キサギ「キサギと申しますわズズッ…」
キサギ「さぁ…初めましょう!////」
豹寿「本当にそんなとこに情報があると思うッ?!」
瑞希「今はそれしか手がかりがないッ!」
瑞希「まずは行って確かめないとッ…ギュッ」
瑞希「掴まれ豹寿ッ!とばすぞッ!ブルンッ!」
豹寿「ギュッ!」
動き始める
隠していたものが
明かされつつある
キサギ「ホウ…////」
name➳狼嶺/rourei
性別➳♀️
年齢➳26
身長➳170
NEXT➳♡900