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スキッッッッッ
クッソ、大好きッッ!!!フォロー失礼しますッッ!
タイトル「 私の手の中で 」
自傷自害行為、らだおが病んでるお話
本人様と関連付けしないようお願いします
出てくる人、警察,救急隊,ヴァンダーマー
3.033文字
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俺もういらない?
後輩も育ってヘリできる人も増えてきて俺が居なくても皆平気そうに、楽しそうに過ごしてて……
ほら、今だって俺が居なくても楽しそうに話してる
もういいや、消えちゃおっか
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成瀬視点
皆でChillタイム中
らだおのダウン通知が出た
マップを開きダウン場所を確認する
遊園地奥の海の中…
大型でも来てたか?と思いつつみんなを見る
ネル:あれ?らだおくんのダウン何?
ひのらん:事故じゃないですかね?
オルカ:オルカみてくるぞ!
成瀬:俺も行きます
俺とオルカでヘリに乗りらだおのダウン場所へむかう
既に救急隊がいて事故かと思い救急隊に話しかける
成瀬:大丈夫か?らだお先輩
オルカ:らだお?大丈夫?
鳥野:意識ない…
意識がない?それにギャングに何かされた可能性は低いし大型が起きてたわけじゃないのに傷も沢山ある
鳥野:病院に搬送します
そういった鳥野の表情は暗く、現場から離れる際に俺たちに上官と成瀬だけを病院に連れてきて欲しいと言った
病院に着くと隊長と鳥野が居て、個室に案内された
鳥野:らだおの件なんだが、、
鳥野:らだおは自殺しようとしてたのでは無いかと思ってる
成瀬:は?
ネル:え?
ドリー:どういうことですか
は?らだおが自殺しようとしてた?どうして
鳥野:これはあくまで想像だが、手足にはカッターで傷つけられたものが複数あったり首にも手で締め付けたような痕も
ネル:そんな…
ドリー:らだおくんが…?そんな…
なんで1人で抱え込むんだよ…
隊長:それでなんだが…
ガシャンッッ
大きな音がなった
その音にかけ着けるように俺たちが向かう
その病室にはらだおともも先がいて
らだおは俺らを見るなり、何も喋らずただひたすら窓の景色を見始めた
成瀬:らだお?
らだお:……
いつもなら直ぐに返事をしてくれるらだおが、聞こえているはずなのに無視をする
先輩たちの方を見るとここは一旦話の続きをしようとネルさんが口を開いた
俺たちはらだおを後にして病室から出た
隊長と鳥野達と話をしてらだおの件はギャングには秘密にし、警察上官組には説明をするという話となった
次の日
らだおはどうしたのかと聞いてくるギャングが沢山居た。迷惑なので次そう聞いてきた人にはテロ罪をつけると言った。
おかげで言ってくる人は居なくなり平和なChillタイムに入った
プルルルルル
はいもしもし
鳥野:救急隊の鳥野なんですけど〜
成瀬:はい?
鳥野:らだおが病室に居なくてですね
成瀬:え
鳥野:捜索して欲しい
成瀬:了解すぐ伝えます
そう言って上官組と手分けしてらだおを探す
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らだお視点
目が覚めると見慣れない白い天井だった
辺りを見渡すと俺の手には点滴が繋がれているし体が痛い
ああ、俺死ねなかったんだ
俺なんか助けなくてよかったのに
と、そう思っていたら病室のドアがガラララと開く
もも先:らだおさん?!起きましたか?
うるさい耳に響く
もも先は俺の方に近づいてきて検査してくる
らだお:さわるなっ!!!
俺はそういったと同時にに近くにあった医療道具を床に投げ捨てる
ガシャンッッ
騒ぎに駆けつけた誰かがこちらに向かってくるのが分かる
成瀬:らだお?
なんで成瀬達がここに…
俺は彼ら(上官)を睨みつける
彼らはとても寂しそうな顔を俺に向けてくる
むしょうと彼らを見ていると腹が立ってしまう。彼らは何も悪くないのに…
俺は窓の景色をみる
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈気がつけば、周りには誰もいなくなっておりこれは抜け出すチャンスでは無いかと思った
服を着がえて、鬼のヘルメットをつける
…やっぱりいいや、ヘルメットは置いていこう
これで最後だし狭めていた視界が広くなる
俺は病室を出て、レギオンとは真反対の人気の少ないところに行く
どこに行こうか。海でさえ見つかってしまったのだから山か?最北端か?うーんどうしようか
そう考えていた時
後ろから物音がした
振り返ってみると
???:こんにちはらだおさん
らだお:ヴァンさん?!
ヴァン:こんなとこで何を?
らだお:ちょっと考え事を
ヴァン:ここは危ないので一緒に移動しませんか?
らだお:いえ、…大丈夫です
そう俺は否定するがヴァンさんは俺に手錠をかける
らだお:誘拐ですか?
ヴァン:そうですね
このままでは計画を立てられないと思い少し抵抗してみる
ヴァン:あまり暴れないでください
そう言って俺に何かを飲ませてくる
う…なぜだか急に眠くなってきた
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ヴァン視点
車でドライブ中、珍しい人物を見つけた
彼はまだ私に気づいてないのだろうか
何かを考えているように見える
儂は彼に近づく
彼は私に気づいたようだ
彼はビックリしたような表情をする
ここで何をしていたのか聞くと黙り込んでいた
らだおさんがいつも付けているヘルメットはなく、イケメン素顔が見える
だが、目には光がなく目を離したら直ぐに消えてしまいそうな感じがした
このままではまずいと彼にドライブを誘う
強引にでも彼を引き止めないと行けないと脳が言う
車に彼をのせようとしたが急に暴れだしてしまったので薬を使って眠らせることにした。
彼が眠ったのを見て、車を走らせる
手首には戦ってついた怪我ではない、自分でつけたような痕があり、首にも手首にも包帯が巻かれていた。
彼がもし自殺してしまうぐらいならウェスに薬を貰って記憶を消してしまうのもありではないか。
彼を殺すのは私なのに死んでしまっては困るからね
プルルルルル
電話がなる
はいもしもし?
成瀬:なるせだけど?
ヴァン:どうしたんですか?
成瀬:らだお返せ
ヴァン:どうして分かるんです?
成瀬:たまたま見かけた
ヴァン:あなた達のせいでらだおさんがこうなってしまったのに返すわけないじゃないですか
成瀬:ッッッ……
ヴァン:それでは失礼します
成瀬:まッッ…
ツー
どうしてバレてしまったんでしょうか
バレたところであなた方に返すつもりもないですがね
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成瀬視点
ヴァンダーマーと電話をしたのを最後にらだおの手がかりは分からなくなってしまった
警察署内の雰囲気はどんよりしており、盛り上げ担当のひのらんでさえ無言だった
ピピッ走行中の客船強盗
ああ、行かないと
無線:へり出します
客船上をヘリで飛ぶ
見たことの無い色のフロガーを目にしながら報告をする
無線:最強ポジ2〜…
ドカンッッ
あれ?俺落ちた?
さっきのフロガーか?
ドボンッ
申し訳ないと思いつつ海の中で待つ
見慣れた声が聞こえた
???:ヴァンさん!ヘリ落としました!
???:偉いね…だ…くんは
???:えへへ
ついに幻聴まで聞こえ始めたか。
???:この人だあれ?
誰かが俺に近づいてくる
成瀬:だれだおまえ
???:おれ?らだおって言います!
成瀬:らだお…?
成瀬:なん…で……
らだお:…?
ヴァン:らだおくん行きますよ
らだお:はーい!
ヴァン:あの子はもう私たちの子です。警察には渡しませんよ
そういってヴァンダーマーはブロガーに乗り飛び立ってしまった
???:計画通りだ