第3話 開幕
※前回の話を見た人限定
怪我 流血表現あり
俺と青は作業服に着替える。
白いシャツに黒い上着、黒いズボン、黒いネクタイ。
そして、白い手袋。
いつも同じところで着替えてるんだけど、
いつも思う。
ころちゃん…
うん。
やっぱり、ころちゃんはマフィアのようなマフィアではないと思う。
肌は白いし、ぷにぷにだし、
❤️(ちら っ
細っっっ!?!?
💙「莉犬くーん!」
💙「ネクタイ縛ってくれない?」
ネクタイも縛れないし。
❤️「いいよ、w」
❤️「そろそろ縛れるようになったらどう?」
💙「いつも莉犬くんがやってくれるからいいかなーって…」
💙「えへへ、」
かわいいし。
そう思いながら、俺はころちゃん のネクタイを縛る。
❤️「はい、できたよ。」
💙「ありがとっ!」
❤️( 時計 見
「11時50分」
❤️「そろそろ時間だね。」
💙「そうだねぇ、」
❤️「…」
色々な想いが巡る。
でも、ころちゃんがそんなのを吹っ飛ばしてくれた。
もう大丈夫。
❤️「行くか。」
💙「了解!」
俺たちは足取り軽く家を出た。
ー
俺たちは敵のアジトに向かう。
こういう時のために、マフィアは自動車免許を取っている。
今回は青の運転だ。
💙「着いたよ。」
暗い零時。
コンクリートで作られ、囲まれたアジト。
見てるだけでも迫力があった。
❤️「…着いちゃったね。」
💙「うん、」
💙「でも、僕と赤なら大丈夫だよね?」
❤️「うん。」
❤️「きっと大丈夫。」
ーアジトに着きました。
ーこれから任務を行います。
ボスに連絡をした。
これから始まるんだ。
血の浴びる乱戦が。
❤️「今回使う銃だ。」
青に特別な銃を渡す。
💙「ありがとさんッ」
青は真剣に銃を見る。
💙「うーん、」
💙「いつもと違うところは?」
❤️「銃弾だ。」
❤️「死にはしないようになっている。」
❤️「気絶はするし、血もちゃんとでるけどな」
このアジトの長を倒したら、こっちのボスが話をしたいという理由だ。
❤️「そのかわり、銃弾スピードは速い。」
💙「ほう。」
💙「便利なものがあるもんで、」
❤️「いつもと撃ち方は変わらない。」
💙「りょーかいっ」
💙「んじゃ、行きますか!」
❤️「りょーかい。」
ボスからの電話の内容を思い出す。
たしか、裏口があったはずだ。
ー
裏口の両側に俺たちはしゃがみこむ。
口パクで青が伝える。
💙『いってくるね』
そう言って青は中に入っていった。
足音は1個も聞こえない。
さすがトップと言える。
銃声が聴こえた。
出だしは順調だ。
俺は足音を消して中に入っていった。
ー
薄暗くて、よく周りが見えない。
こんな中で戦うなんて、前のトップが敗れたのも納得できる。
バンッ
青の銃声だ。
よく聴くと、人が倒れてる音も聴こえる。
青はすごいなぁ。
ー
歩いていくと、二手に別れた道が出てきた。
青は右に行った。
右は正門の方である。
人数は多いが、一人一人はそんなに強くないはずだ。
俺は左に進んでいく。
左は長を護る奴らが沢山いるみたいだ。
数はそんなに多くないという。
ヒュッ
バンッ
?「くそっ、当たらなかったか、」
敵だ。
銃弾スピードが遅いから、まだまだ手下だろう。
❤️「そんなんじゃ俺の事倒せないよ?」
ヒュンッ
俺の銃口が敵の額に当たる。
?「えッッ…」
?「まだ死にたくなッ…」
❤️『さよなら。』
俺は引き金を勢いよく引く。
バンッ
グチャッ バタッ
❤️「ふぅ…」
返り血がかかってしまった。
まだまだ弱いヤツの血なんてかかりたくないのに。
❤️「一人一人と会話してあげる俺、めちゃ優しいー、w」
でも、ちょっとかっこよく倒してみた。
まだまだ敵は沢山いる。
青も頑張ってることだから、俺もどんどん倒してがなきゃね。
そう思いながら、薄暗いコンクリートしか見えない道を歩いていった。
次回 ピンチに陥る___
戦いが始まってしまいました..!
ちなみに銃の説明をしている時に赤の口調が強いのは、第1話を見れば分かります!!
これからどうなっていくのか、お楽しみに~!
コメント
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そーだが描く青赤が1番好き( ु ›ω‹ ) ु♡